️わんこは人の感情がわかる?
わんこは平和主義
わんこは野生の頃から群れで暮らしてきました。生き抜くためには群れの秩序や関係性を維持することがとても重要だったので、群れの中が常に平和であることを意識することが必要でした。
そのためわんこは徹底した平和主義者であると同時に、相手の感情の機微にとても敏感です。その本能は人間と一緒に暮らしはじめてからも変わらず、飼い主さんの感情の変化をびっくりするほど敏感に感じ取ってくれています。
声の調子や汗の匂いからも感情を読み取れる
わんこは人間の喋る言葉1つ1つの意味は理解できません。ですが声のトーンから飼い主さんの感情を読み取ったり、近年の研究では汗の匂いからも人間の緊張状態を判断できるといわれています。
言葉でごまかせてしまう人間同士よりもずっと正確に、わんこは人間の感情の機微を読み取っていると考えられるのです。
️わんこが心配してくれているときのサイン
顔を覗き込んだり様子を伺ってくる
ひとりで落ち込んだり泣いたりしているとき、ふと愛犬の視線を感じたということはないでしょうか。
部屋の入り口からじっと飼い主さんのことを見つめていたり、もっと近づいて顔を覗き込んできたり、これらは「いつもと違うけど、どうしたの?」と心配しているからこその行動です。
飼い主さんが大好きだからこそ、飼い主さんの些細な行動の変化が気になって仕方ないのです。
涙を舐めてくれる
部屋でひとりで泣いていると、いつのまにか愛犬がやってきて涙を舐めてくれた…なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
わんこが涙を舐めてくれるのは飼い主さんを慰めようとしてくれているという説の他にも、分泌物や水分に興味を示して舐めているだけなのではないかという説や、過去に飼い主さんが喜んでくれた経験から繰り返しているという説もあります。
どれが正解かは定かではありませんが、飼い主さんを気にかけている結果であることには変わりないでしょう。
寄り添ってくる
落ち込んだり泣いたりしている飼い主さんにそっと寄り添ってくるのも、わんこが飼い主さんのことを心配しているからこその行動と考えられます。
わんこと寄り添っているとその温かい体温を感じて安心したという経験はないでしょうか。寄り添うことで飼い主さんが喜んでくれることをわかっているからこそ、何も言わずに体温を分けてくれるのです。
おもちゃを持ってくる
飼い主さんのところにおもちゃを持ってくるのも、わんこがいつもと違う飼い主さんのようすに気づいて元気づけようとしている行動です。すなわち「これで遊んで元気出そうよ」と気分転換に誘ってくれているのです。なんとも健気で愛おしい行動ですよね。
食欲が落ちる
特に感受性が強いわんこの場合、飼い主さんのネガティブな感情に共感するあまり、食欲が落ちたり体調不良を起こしてしまうことがあります。飼い主さんのストレスを自分のストレスとして感じてしまうのです。
️まとめ
愛犬が心配してくれるのは喜ばしいことでもありますが、あまり心配をかけすぎるのは良いことではありません。
愛犬が心配してくれていることに気づいたら、そして愛犬の優しさに癒されて心が落ち着いたなら、いつもの笑顔を見せて「心配ないよ」と語りかけてあげましょう。
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