マイペースな犬がよくみせる4つの行動
『マイペースな性格』といえば、自由奔放で自分のペースを大事にするタイプを思い浮かべますよね。
犬にもこうした性格の子がいて、毎日の生活の中でマイペースだからこその行動を見せてくれます。今回は、そんなマイペースな犬たちがよく見せる行動を4つご紹介します。
1.自分ルールで行動する
マイペースな犬は、しっかりとした「自分ルール」に基づいて行動します。このため、飼い主から見ると「指示を無視しているように見える」こともありますが、決してわがままではありません。
日々の経験を通じて学んだことや、安全・快適な環境への意識が行動に表れているのです。たとえば、「ここでは待っている方が安全」「この場所は落ち着ける」といったように、自分なりの基準で行動しています。
時にはそのマイペースさが飼い主を困らせることもありますが、基本的には飼い主への配慮もできる犬が多く、しっかりしつけを受け、良い行動・悪い行動を理解していることがほとんどです。
2.ごはんは自分が食べたいときに食べる
マイペースな犬は、飼い主がごはんを出しても、すぐに食べないことがあります。お腹が空いたとき、自分が食べたいときにだけ食べるスタイルです。
飼い主が「食べたい」「ちょうだい」といった合図を教えている場合もあり、そうしたサインを使ってコミュニケーションをとる犬もいます。
ただし、置きっぱなしにすると細菌の繁殖やカビが発生する可能性があるため、飼い主はご飯をあげるタイミングに注意が必要です。
また、野生では「食べられるときに食べておこう」とする本能がありますが、毎日ごはんがもらえる環境で育つ犬は、その本能よりも「今食べたいかどうか」を優先する傾向があるのかもしれません。
3.ドッグランで休憩する
ドッグランでは他の犬が元気に走り回っている中、マイペースな犬は日向ぼっこを楽しんだり、他の犬の様子を眺めていたりすることが多いです。
ドッグランは「遊ぶ場」ではなく「休憩所」のように感じているのでしょう。
自分のペースに合う犬がいれば一緒に遊ぶこともありますが、基本的には「自分のペースを大事にする」ことが最優先です。走り回る犬から誘われても、気にせずマイペースを貫くことが多いのが特徴です。
4.飼い主の都合を気にしない
マイペースな犬は、飼い主の都合を気にしません。
たとえば、飼い主が散歩に誘っても「今日は行きたくない」という日は頑なに動かず、お散歩に行きたいときには天候や気温に関わらずリードを引っ張ります。
また、仕事の都合で帰りが遅くなっても待っていることが多い一方、散歩やごはんの時間がずれると不満そうにすることもあります。
まとめ
マイペースな犬がよくみせる行動を4つ解説しました。
- 自分ルールで行動する
- ごはんは自分が食べたいときに食べる
- ドッグランで休憩する
- 飼い主の都合を気にしない
「マイペース」と聞くと、のんびりしているイメージがあるかもしれませんが、実際には「自我が強く、意思をしっかり持っている」犬が多いです。わがままと捉えられる行動も、犬自身が良い・悪いを理解した上で行動している場合がほとんどです。
飼い主は、こうした犬の性格を理解し、愛犬に適したしつけを行うことで、お互いに心地よい関係を築けるでしょう。
マイペースと聞くと、「おっとりしている」「のんびりやさん」といったイメージがありますが、実際には「自我が強く、意思をしっかり持っている」犬が多いです。わがままと捉えられる行動も、犬自身が良い・悪いを理解した上で行動している場合がほとんどです。
飼い主はこうした犬の性格を理解し、愛犬に適したしつけを行うことで、信頼関係を築けるでしょう。
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