愛犬が「髪の毛」を噛んでくる理由
愛犬が髪の毛を噛んでくるのは、「遊んでほしい」「構ってほしい」「困らせたい」「じゃれ合いたい」というようなことが理由です。
とくに好奇心旺盛でやんちゃ盛りな子犬に多く見られる行動ですが、イタズラ程度だから…と、許してしまうのは愛犬のためにもよくありません。成犬になると、体も大きくなり、力も強くなります。「イタズラ程度」では済まされなくなってしまうのです。
さらに、飼い主の髪の毛だけを噛んでくるとは限らず、他人の髪の毛まで噛んでくるとなると、トラブルや事故が起きてしまう恐れがあります。
子犬のときには髪の毛を噛んでくるなんてなかったのに、成犬になってから急に…ということもあるかもしれません。
愛犬が「髪の毛」を噛んでくるのをやめさせるためにできる対処法
では、愛犬が「髪の毛」を噛んでくる場合、どのような対処法が効果的なのでしょうか。
過剰な反応を見せない
愛犬が髪の毛を噛んできたときは、「キャーッ」と大きな声を出したり、体をバタバタとさせて騒いだり、過剰な反応を見せないようにしましょう。
過剰な反応に対して興奮したり、面白がったりし、噛んだ髪の毛を強く引っ張るなど、犬が行動をエスカレートさせてしまうことがあります。
愛犬が髪の毛を噛んでくることをやめさせるためには、冷静な態度で「いけない」「ダメ」と、一言しっかり叱るようにしましょう。
犬が子供の髪の毛を噛んでくるとき、子供って過剰な反応をしてしまいますよね。怖くて大声で泣いてしまうこともあるのではないでしょうか。そんなときは、大人の人が冷静に「いけない」「ダメ」と一言しっかり叱るようにしましょう。
愛犬に対して一切反応をしない
愛犬が髪の毛を噛んできたときは、一切反応せず、知らんぷりをしてみてください。
髪の毛を噛んだからといって、「構ってもらえるわけではない」「遊んでもらえるわけではない」ということを理解してもらうためです。
愛犬を無視するのは可哀想だな…と思われる飼い主もいらっしゃるかと思いますが、怒鳴ったり叩いたりするよりは、ずっと犬にとってよい対処法です。
静かにその場を離れる
愛犬が髪の毛を噛んできたときは、知らんぷりをし、その場を離れましょう。愛犬をリビングに残し、他の部屋へ移動するなどしましょう。
子供や高齢者、他人の髪の毛を噛んできたときにも、相手にその場を離れてもらいましょう。
構ってほしい、遊んでほしいという気持ちから髪の毛を噛んでくるのであれば、犬が落ち着いてからおもちゃを使うなどして構ってあげるとよいと思います。
髪の毛を噛んでいる最中におもちゃで遊んであげると、(髪の毛を噛めば構ってもらえる♪)と、勘違いさせてしまうことがありますので注意しましょう。
細いロープのおもちゃを与える
愛犬が髪の毛を噛んできたときは、細いロープのおもちゃを与えることで、やめさせることができる可能性があります。
噛んだり引っ張ったりして遊びたいのではないでしょうか。髪の毛がロープのおもちゃの代わりになってしまったのでしょう。
ロープのおもちゃにも色んなタイプがあります。細くて長いもの、太くて長いもの、やわらかいもの、かたいものなどです。愛犬の好みのロープのおもちゃを見つけてあげると、髪の毛を噛む癖はなくなるでしょう。
まとめ
今回は、愛犬が髪の毛を噛んでくる理由と対処法について解説しました。
たまに髪の毛を噛んでくることがあるという場合では、スキンシップやコミュニケーションが不足していることも考えられます。
そんなときは、お散歩の時間を増やしたり、ブラッシングやマッサージをしたり、おもちゃで遊ぶ時間をたっぷり作るなど、愛犬を満足させてあげられるとよいと思います。
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