犬にも"寒がりさん"はいる!寒がっている時の行動は?
夏になると犬の熱中症対策に気を取られて「愛犬が寒がりかもしれない」という視点を忘れがちになります。実は、犬種や体質、年齢などによって、エアコンの冷房の寒さを苦手と感じる犬は少なくありません。
犬は寒さを感じると、体を丸めたり飼い主にくっついたり、ブルブルと小刻みに震える様子を見せることが多いです。
ただし寒さに弱いとはいえ、夏場はエアコンを使わなければ熱中症になってしまうことも事実です。エアコンの使い方やブランケットをかけるなど、工夫して快適に夏を乗り切りましょう。
『冷房が苦手』な犬の特徴4選
冷房を苦手とする犬は、どのような特徴を持つ子が多いのでしょうか。
1.シングルコート犬種
シングルコート犬種と言われる被毛が一枚構造となっている犬種は、ダブルコート犬種に比べると寒さに弱い傾向があります。
夏場はダブルコート犬種よりは暑さに耐性がある一方で、冷房の風などを直接受け続けてしまうと体調不良になりやすいので注意が必要です。
2.子犬や老犬
子犬や老犬など、体温調整が元気な成犬よりも苦手な年齢の犬も注意してください。エアコンの冷房を強めにつけていたら、寒そうに丸まっていた…という話も少なくありません。
また、老犬の場合は寒さを感じているのに自分で自覚できていないケースが多く、知らぬ間に体温が過剰に下がってしまい、体調不良を起こすというケースもあります。
3.サマーカットでいつもより被毛が短い犬
夏になると暑さ対策のために、サマーカットにする犬も多いですよね。しかし、サマーカットにしていると、被毛がいつもより短いためエアコンの冷房の影響を受けやすくなります。
風向きや設定温度によっては寒く感じる犬も多いので、サマーカットにしている犬を飼っているご家庭は、寒がっていないか定期的に様子を見てあげてください。
4.病気や体調不良の犬
病気や体調不良の犬も寒さに弱いので、症状が悪化しないよう気をつけてください。ただし、体調を崩している犬の場合は熱中症にもなりやすいので、冷房をつけつつブランケットなどで寒さを凌げるよう工夫してあげましょう。
犬が寒がっているときに飼い主ができる対処法
もしも愛犬が寒がっている様子を見せている場合は、以下のような対処法で寒さを和らげてあげましょう。
- 冷房の温度を上げる
- 冷房の風が直接当たらないよう風向きを変える
- ブランケットをかけてあげる
以上の対策で体感温度を上げ、少しでも冷房の寒さを凌げるよう配慮してあげてください。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介したような特徴を持つ犬たちは、冷房の寒さが苦手な犬も多いです。飼っている愛犬が当てはまるようであれば、冷房の使い方を見直したり、愛犬の様子を定期的に確認してあげてください。
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