YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」に投稿された、とある保護犬たちの様子が60万再生され「助けてくれてありがとう」「この子たちの今までを思うと、涙が溢れます」と、多くの声を集めています。
保護された「人気犬種」たち
ある日投稿主である保護団体のもとに届いた、レスキュー依頼。
現場となった場所のブリーダーは、トイプードルやチワワといった人気犬種を繁殖させて売ることで生活していました。犬たちは声を出せば暴行され、ときには壁に向かって叩きつけるように投げられていたといいます。
保護団体が必死の交渉を重ね、ようやく4頭を引き出すことに成功しました。チワワのぽにょ、えいみ、なお、チワワ×プードルMIXのくまです。
保護当時は心身ともにひどい状態
保護された当時の4頭は、爪が伸び、鼻を衝く体臭をまといながら全身に痒みを抱えていたそう。毛玉だらけ、皮膚病、そんな状態が長く放置されていたことがわかります。
小さな身体で人間を威嚇し、吠え、近づかれれば慌てて逃げていきました。人間から良いことをされたことがないのです。
スタッフさんにそっと抱き上げられると、困惑した表情を見せるなお。それでも、優しい空気と美味しいおやつに少しずつ心を開き始めたそうです。
幸せに向けて
幸せに向け、彼らを「普通」の状態へ戻していきます。
シャンプー、トリミング、食事、お散歩、虐待のない環境を整え、人間に甘えても良いことをゆっくり知ってもらいます。
甘えん坊なくま、怖がりなえいみ、えいみと仲良しなぽにょ、食欲旺盛ななお。皆、可愛らしくて素直な良い子です。
譲渡会では、くまとなおにそれぞれのおうちが決まり、さっそく幸せをゲットできました!
彼らはレスキューされるまで人に甘えることを知らず、生きる時間の多くを恐怖で支配されてきました。それでもまた人を信じてくれることは、本当にありがたいことなのです。
保護当時やその後のケアの様子に、コメント欄では「保護してくれてありがとう」「これからはどうか幸せに」と応援や感謝の声が集まると同時に「虐待なんて絶対に許せない」「どうして虐待できるのか」と怒りの声も多数寄せられました。
YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」では、保護活動で目にするさまざまな現実から、幸せを掴んでいく保護っ子たちの様子まで投稿しています。気になる方はぜひ一度チャンネルを覗いてみてください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」さま
執筆:かもいかも
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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