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犬の『態度が悪い』6つの理由 愛犬が不機嫌になっている原因やイライラさせない方法とは?


犬の「態度が悪い」理由

そっぽを向く犬

呼んでも無視したり、うなったりなど、愛犬の態度が悪いとこちらもイラッとしますよね。また、飼い主以外の人や、特定の家族に対してなぜか態度が悪いときもその理由が気になるかと思います。

そこで今回は、犬の「態度が悪い」理由から、愛犬が不機嫌になる原因を探りましょう。

1.不満があるから

愛犬にとって嫌なことや苦手なことなど、何らかの不満があると不機嫌な態度を取ることがあります。

いつもとは違う態度を愛犬が取る場合は、何に対して不満なのかを探ってみてください。

また、犬にも好みがあるため、たまたま苦手な相手である可能性も考えられます。愛犬が嫌がるにおいや態度など、愛犬の態度を悪くしてしまう何らかの要因がないか、今一度チェックしてみてください。

2.縄張り意識から

なぜか愛犬が不機嫌になるときは、その場所が愛犬の縄張りではなかったかどうかを確かめてみてください。

お気に入りの場所やおもちゃがあると、縄張り意識から、犬は相手が大好きな飼い主さんであってもうなったり吠えたりすることがあります。

来客に吠える場合も縄張り意識が高まっている可能性があり、侵入者を追い出そうとするために吠えることも。

このように、犬が縄張り意識から興奮しているときは、うかつに手を出すと噛み付くおそれがあるため注意しなければなりません。

3.警戒心や恐怖心がある

愛犬にとって警戒心や恐怖心を与える相手には、好意的な態度を見せることはありません。

過去に愛犬に対してしつこく接したり、大きな声で怒鳴ったりなど、何らかのトラウマを与える行為がなかったかよく思い出してみてください。

さらに、愛犬が警戒心や恐怖心を抱えているうちは、無理に接しないように心がけてください。

同じ空間にいることから慣れさせ、信頼できる相手だと認めてもらえるまで時間をかけて距離を縮めましょう。

4.ケガや病気を抱えている

なぜか愛犬が不機嫌な態度を取るときは、近づいてほしくない原因を抱えているのかもしれません。

愛犬がケガや病気を抱えている可能性はないか、刺激しないようにそっと丁寧に愛犬のボディチェックを行いましょう。

もしボディチェックをしても病気やケガを特定することができず、それでも愛犬のようすがおかしい場合は、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

5.母性本能によるもの

子犬を産んだばかりの母犬には母性本能が備わっているため、むやみに近づくと警戒心をむき出しにすることがあります。

ほかにも、想像妊娠により攻撃的な態度を取るケースもあるため、愛犬に異変が見られる場合は注意深く観察してみてください。

なお、ホルモンバランスが安定すると落ち着くことが多いです。

6.老化による影響

犬も年を取ると鼻や耳などが衰え、足腰が弱まるなど生活に支障が出ることがあります。不自由さがストレスにつながり、どこかイライラしてしまうのは犬も人間と同じです。

もし愛犬がシニア期を迎えたときは、生活環境を整えながらこれまで以上に健康に気を配りましょう。定期的な健康診断を行い、体調の異変をいち早く見つけることが大切です。

愛犬をイライラさせない方法

ちらっと見上げる犬

一緒に暮らし続ける中で、愛犬が不機嫌になるのは避けたいものですね。

ここでは、愛犬をイライラさせない方法や心がけをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

叱りすぎない

愛犬と過ごす中でつい叱りすぎてしまうことは、どんな飼い主さんでもあります。叱るのはその場だけに留め、すぐに切り替えることが大切です。

注意する機会を減らすことを心がけ、愛犬のいたずらを未然に防ぐためにある程度行動を制限するのもひとつの方法です。

もし来客に吠える場合は、前もってケージに入れておくか別室で待機させるなどの対策を取っておきましょう。

ほどよい距離感を取る

愛犬が可愛いあまりにしつこく接してしまったり、逆に遊ぶ時間が足りなかったりなど犬が不機嫌になる原因がある方はこの機会に改めてみましょう。

信頼を深めてもらうには、ほどよい距離感で生活を続けることが大切です。愛犬の時間も尊重しながら、お互いが過ごしやすい環境を整えてみてください。

接し方を統一させる

呼び名やコマンドなど、接し方を統一させることも犬をイライラさせないポイントです。その日の気分によって態度が変わったり、家族によって呼び名が違ったりすると犬は混乱してしまいます。

褒め方や叱り方も家族全員で一致させ、愛犬が過ごしやすい環境を与えましょう。

まとめ

フードにそっぽを向く犬

今回は、犬の「態度が悪い」理由について解説いたしました。

愛犬の態度が不機嫌なときは単なる犬のわがままとして見過ごさず、その理由を知って改善することが大切です。実はケガや病気などが隠れているケースもあるため、よく観察を行ってみてください。

愛犬をイライラさせないためにも接し方に注意しながら、過ごしやすい生活環境を提供してあげてくださいね。


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