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犬は何歳から『老犬』と言われる?シニア期にみられる身体の変化とは


️わんこのシニア期は7歳前後から

さまざまな年齢の犬

『老犬』の定義は決まっているわけではありませんが、一般的には7歳前後からと言われています。とはいえ下記にご紹介するような違いもあり、7歳になったからシニアと言い切れるわけではありません。7歳はひとつの「目安」と考えましょう。

1.老化スピードは犬種にもよる

わんこの年齢を人間に換算するといくつになるのか。かつては全ての犬種一律に考えられていた時期もありましたが、近年では犬種(体の大きさ)によって計算方法を変える考え方が一般的です。

なぜなら小型犬や中型犬に比べ、大型犬はゆっくり大人になって早く老いていくことがわかってきたからです。

そのためシニアの目安としてご紹介した「7歳」は、小型犬や中型犬にとっては「44歳」である一方、大型犬にとっては「54歳」と幅があり、この幅は「10歳」になると小型犬や中型犬は「56歳」、大型犬は「75歳」といったふうに広がっていきます。

2.健康状態や環境も影響する

また老化スピードは、その子の健康状態や飼育環境によっても変化します。持病や疾患を抱えていると、どうしても身体的な老化は早くなります。

またあまり好ましいとは言えない飼育環境や生活習慣で暮らしていれば、やはり健康へのダメージは避けることができません。

私たち人間も、高齢者と呼ばれる同じ65歳でもびっくりするほど若々しい人もいれば、老け込んでしまっている人もいますよね。わんこも同じです。

️老化のサイン?シニア期に見られる身体の変化

老犬

とはいえどんなに健康で恵まれた環境で暮らしていても、老いは必ずやってきます。愛犬に下記のようなサインが見られたら、飼い主さんは愛犬の「老い」を受け入れる覚悟をすべきでしょう。

1.歩き方がゆっくりになる

老化が始まると四肢の筋肉が衰えるため、歩き方に変化が現れます。軽快に歩いていた歩様がのんびりゆっくりとなり、更に老化が進むと後ろ足を踏ん張るのが難しくなるためによろけるようになったりします。

愛犬の歩く速さに合わせてお散歩のペースを調整してあげましょう。

2.目が白っぽくなる

シニア期のわんこに多いのが白内障や緑内障といった目のトラブルです。白内障は目の中でレンズの役割をしている水晶体が白く濁るもので、見た目にもよくわかります。

3.被毛の艶がなくなる

被毛の艶がなくなってパサついてくるのも老化のサインです。被毛の状態は栄養状態からの影響が大きいですが、特に食事を変えていないのに被毛の状態が変わってきた場合には、加齢の影響を疑うべきでしょう。

逆に栄養状態を改善することで改善される場合もあります。また、もともとの被毛の色が濃いわんこでは、シニア期に入ると白髪が増えたり色が薄くなったりすることもあります。

4.ごはんを食べにくそうにする

最初にご紹介した通り、シニア期に入ると踏ん張る力が弱まるため、食事の態勢を維持するのが難しくなる場合があります。また食べものを飲み込む嚥下能力も落ちるので、咽せやすくなることもあるでしょう。

高い位置で食べられるようにお皿を台に乗せてあげたり、ごはんそのものの柔らかさを工夫してあげる必要があります。

5.粗相をする

トイレではないところで粗相をするようになってしまうのもシニア期の変化です。わんこもわざと失敗したわけではありませんから叱らずに対処することはもちろんですが、トイレの場所を近くに変えてあげたりトイレの面積を増やしてあげることも必要です。

️まとめ

おばあさんと犬

いかがでしたでしょうか?愛犬の「老い」はなかなか受け入れづらいものかもしれません。ですが愛犬に老化のサインが見えはじめたら、少しでも早く的確な対応を取ることが愛犬のQOLを上げることにも繋がります。


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