犬の飼い主が思う「困りごと」とは
犬の平均寿命は15年ほどでしょうか。愛犬との長くも短い十数年は、楽しく幸せなことばかりではありません。愛犬が飼い主を悩ませる「困りごと」は、必ずと言っても良いほど起こります。
(犬と暮らすと、こんな「困りごと」に悩まされることがあるかもしれないんだな…)程度に考えてご覧いただけるとよいかと思います。
1.飼い主の手をガジガジ噛んでしまうこと
犬の飼い主が思う「困りごと」は、子犬が飼い主の手をガジガジ噛んでしまう「甘噛み」です。
飼い主に甘えたい気持ちから甘噛みをすることがあります。乳歯が生えるとき、永久歯へと生え変わるとき、歯茎がムズムズし、解消したくて甘噛みをすることがあります。
叱ってもなかなかやめてくれません。厳しく叱ることも躊躇されますよね。
基本的には、子犬の甘噛みは成長と共になくなります。人の手を噛んではいけないことを教えつつ、優しい気持ちで見守るとよいと思います。
2.ごはんを食べないこと
犬の飼い主が思う「困りごと」は、愛犬がごはんを食べないことです。
体調や健康状態に問題がなく、ごはんを食べ残したり、全く食べなかったりするけれど、おやつや人間の食べ物は欲しがるというときは、ただのわがままです。
ごはん以外の食べ物の美味しさを知ってしまったのです。「ふりかけや食材のトッピングだけ食べてしまう」「ドライフードだけでは一切食べない」なんてこともよくあります。
愛犬の健康状態に適した総合栄養食であれば、基本的には過不足なく栄養を摂ることができます。トッピングは特別必要ありません。
ごはんを食べないときの対処法として、おやつや人間の食べ物を与えたり、ふりかけや食材のトッピングをしたりすると、(ごはんを食べなければ他の美味しい食べ物がもらえる)と、犬が間違った学習をしてしまうことがありますので注意しましょう。
3.インターホンの音に吠えること
犬の飼い主が思う「困りごと」は、訪問者を知らせるインターホンの音に吠えることです。
こちらはなかなか解決することが難しい問題です。
我が家の愛犬たちは12歳のシニアですが、1回や2回は吠えることがあります。全く吠えないこともあります。若い犬であれば、訪問者の気配がなくなるときまで激しく吠え続けることもあります。子犬のときと比べて、警戒心が強まるからです。
または、人が大好きで、訪問者に可愛がってもらった経験のある犬の場合、インターホンの音で訪問者があることを知り、また可愛がってもらえることを期待して、嬉しくて興奮して吠えることもあります。
4.排泄問題
犬の飼い主が思う困りごとには、排泄問題があります。
- 室内でお漏らしをしてしまうこと
- 室内のトイレ以外の場所で排泄をしてしまうこと
- 外に出なければ排泄をすることができないこと
お漏らしの原因は、不安や寂しさ、ストレスであることがよくあります。お留守番中のお漏らしが多い傾向にあります。
トイレ以外の場所で排泄をしてしまう原因は、シートが少しでも汚れていると嫌だからということがあります。トイレの場所を十分に認識できていないこと、人目のない場所で排泄したいことも原因になりやすいです。
どんなにトイレトレーニングを頑張っても、外でなければ絶対に排泄しないぞ!というタイプの犬もいます。我が家の愛犬はおしっこは室内でできるけど、うんちは庭に出ないとできないというタイプです。
トイレトレーニングをやり直してみることも必要だと思いますし、マナーベルトやマナーパンツを着用することで対処してもよいと思います。
まとめ
犬の飼い主が思う「困りごと」を4つ解説しました。
- 飼い主の手をガジガジ噛んでしまうこと
- ごはんを食べないこと
- インターホンの音に吠えること
- 排泄問題
愛犬の困りごとに悩んだとき、(うちの子だけなのかな?)と不安になり、(ちゃんとしつけができていない悪い飼い主だ)と思われるのではないかと感じ、相談できずにいる方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、ほとんどの飼い主が愛犬の何らかの困りごとを抱えていると思います。完全になくすことはできないこともありますが、大変さ以上の幸せをくれるのが愛犬です。
愛犬の困りごとにも愛情を持って対応してあげられるとよいと思います。大きな困りごとは、ドッグトレーナーなど専門家に気軽に相談してくださいね。
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