Instagramで話題になっているのは、約2年近くの月日を共に過ごした盲導犬を目指す子犬とパピーウォーカー家族との別れの一部始終。決して涙は見せずに、子犬の活躍と幸せを願い送り出す家族の姿、立派に成長されたワンコのお姿は記事執筆時点で46万回を越えて再生されており、多くの反響が寄せられることとなりました。
盲導犬を目指す子犬の巣立ち
Instagramアカウント『ネオ』に登場するのは、盲導犬を目指すラブラドールレトリバーの「ネオ」くん。パピーウォーカーとして活動されている投稿主さんのお家へやってきたのは、ネオくんが生後2ヵ月程だった2022年3月。体調不良等を理由、に本来委託が終了する2023年5月から7ヵ月程が経過したこの日、いよいよお別れの時がやってきたのです。
いよいよお別れの瞬間…
パピーウォーカーとは、盲導犬候補のパピー(子犬)を生後2ヵ月から1歳前後までの10ヵ月間、家族の一員としてお迎えしてたっぷりの愛情を注ぎながら、パピーが人を好きになることや社会のルールを学ぶことをお手伝いする活動のこと。
ネオくんも家族と共にさまざまな場所へお出かけをしたり、遊んだり…日々幸せにのびのびと暮らしていたといいます。委託終了式を終えたネオくんの引渡しの瞬間がやってきました。
施設のスタッフさんにリードを手渡されると、警戒心を見せることもなく自然に身を寄せるような仕草を見せるネオくん。初対面の人であっても、警戒することなく接することができるのは愛されてきた自信があるからこそ、これもご家族の尽力の賜物ですね。
そして別れの挨拶を交わすと、施設の中へと歩いていくネオくん。ご家族はネオくんを不安にさせないよう、寂しさをグッと堪えて気丈に振る舞い、その立派に成長された後ろ姿を見送られました。その背中が見えなくなるまで、そっとドアへ近づきながら覗き込みながら…ネオくんの活躍を願って。
まさかの展開に祝福の声
頭では理解していてもどうしても寂しさが溢れてしまう…その切なさに多くの人々が涙することとなりました。こうして、ネオくんを見送った日から約1ヵ月後。投稿主さんの投稿に再び人々は歓喜、感動することとなったのです。
投稿主さんは、キャリアチェンジによりネオくんが再び家族と共に暮らすことになったことを報告されました。盲導犬になるためには訓練や試験はもちろんですが、厳しい適正基準等もクリアしなければならず、合格率は約1割〜2割程といわれています。キャリアチェンジをした盲導犬候補犬は、盲導犬以外のお仕事で活躍されることもありますが、家庭犬として譲渡されるケースも。
2歳のお誕生日をご家族の元で過ごすネオくんのお姿には、多くの人々から祝福の声が寄せられることとなりました。
この投稿には「とても立派なご家族だ」「感動した…」「涙が止まらない」「なんて素敵なご家族なの」「賢い子だなあ」など多くのコメントが寄せられています。
ネオさんとご家族の軌跡、そして現在の暮らしぶりはInstagramの他の投稿からチェックすることができます!
ネオさん、投稿主さん、この度はご協力誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「ネオ」さま
執筆:ayano
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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