犬が眠くて限界な時に見せるサイン
あくびが止まらなくなるのは、犬にとっても、眠くて限界な時に見せるサインです。どうしても飼い主と一緒に寝たくて、しきりにあくびをしながら待つことがあります。
犬があくびをすることには「眠い」以外にも理由がありますが、眠くて限界な時に見せるサインである場合、全ての飼い主に「ああ…眠いのを必死に我慢しているんだな」ということが分かるサインだと思います。
では、あくび以外には、どのようなサインがあるのでしょうか。あなたの愛犬にも見られるサインかもしれません。
1.口をクチャクチャとさせる
犬が口をクチャクチャとさせるのは、眠くて限界な時に見せるサインです。
子犬の頃、母犬のお乳をたっぷり飲んでお腹いっぱいになった後、眠気に襲われた時に口をクチャクチャとする仕草は、成犬になってからも残るようです。
食後、口の中に挟まったり残ったりしたドッグフードが気になり、眠気に襲われながらも口をクチャクチャと動かす場合もあります。
犬にも食後の歯磨き、寝る前のデンタルケアは必須です。食後はしっかり歯を磨いてから寝るようにしましょう。
2.鼻から勢いよく吐くように深呼吸をする
犬が鼻から勢いよく吐くように深呼吸するのは、眠くて限界な時に見せるサインです。
鼻息がはっきりと聞こえるほどの深い深呼吸なので、ため息をついているようにも聞こえることがあります。(退屈させてるのかな?)と感じる飼い主もいらっしゃるかもしれません。
いつも飼い主と一緒に寝ている場合、夜更かしする飼い主の目の前で、鼻から勢いよく吐くように深呼吸を繰り返すことがあります。
眠くて限界なのもありますが、(はぁ…また夜更かしか。早く寝たいんだけどな…)と、夜更かしする飼い主を急かしたい気持ち、呆れる気持ちも込められているのではないでしょうか。
3.飼い主に体をくっつけてウトウトする
犬が飼い主に体をくっつけてウトウトするのは、眠くて限界な時に見せるサインです。
眠いならベッドに行けばいいのに、と思われるかもしれませんが、まだ飼い主と一緒にいたいのです。飼い主が寝る時まで待っていたいのです。
眠い時、体をくっつけることで温もりを感じたい、安心したい、甘えたいなどの気持ちも込められていると思います。はっきりとは示しませんが、「そろそろ寝ようよ…」というサインでもあるのではないでしょうか。
飼い主に体をくっつけて座ったまま眠ってしまうこともあると思いますが、しばらくすると、その場で眠る体勢になると思います。
ウトウトしているからといって、無理に抱っこしてベッドに連れて行くと、目が覚めてしまったり、ストレスに感じたりすることがありますので注意しましょう。
4.目を細めてしきりに瞬きをする
犬が目を細めてしきりに瞬きをするのは、眠くて限界な時に見せるサインです。
よく、「目がショボショボしている」と言うのですが、眠くてまぶたが閉じてしまいそうなのです。もうこの時には、あくびも止まらなくなってしまっていると思います。
目がショボショボしている時、涙や目ヤニは多く出ていませんか。目を痒がる仕草はありませんか。特に眠い時間帯だけでなく、何回も眼をしょぼしょぼさせる場合は、眠いのではなく、ドライアイや結膜炎、目に異物が入っているなどの可能性もありますので、よく見てあげてくださいね。
まとめ
犬が眠くて限界な時に見せるサインを4つ解説しました。
- 口をクチャクチャとさせる
- 鼻から勢いよく吐くように深呼吸をする
- 飼い主に体をくっつけてウトウトする
- 目を細めてしきりに瞬きをする
犬が眠くて限界を迎えている時は、「先に寝ていいよ」「ベッドに行ってね」など、優しく声をかけてみてください。飼い主から声がかかれば、自分の寝床に行く場合もあります。一緒に犬の寝床に行き、寝床にもぐりこんだのを確認してあげてもよいでしょう。
自分の寝床に入り、眠くて限界なサインを出している時は、スキンシップをしようとせず、構うことなく見守るようにしましょう。
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