犬が拗ねてしまった時に見せがちな行動や仕草
犬が拗ねてしまう時って、どんな時でしょうか。
飼い主が忙しくしていて構ってもらえそうにないと悟った時、飼い主が他の犬を可愛がっている姿を目撃してしまった時、理不尽に叱られてしまった時などが挙げられるのではないでしょうか。
また、服やハーネスを身につけることが嫌だった時、喉が渇いているのに飲み水が入っていないことに気づいてもらえない時、おねだりしたのにおやつをもらえなかった時などに拗ねることも考えられます。
実際には、本当の気持ちは犬にしか分かりませんが、犬も人間の子供にように拗ねたような態度を見せることがあります。
愛犬が拗ねているように感じられる時は、何が原因だったのか考えてみましょう。
1.ケージやクレートの中でふて寝する
犬がケージやクレートの中でふて寝するのは、拗ねてしまった時に見せがちな行動や仕草です。
普段は滅多に入ることがないのに拗ねてしまった時にだけ入る、なんてあからさまな態度で示すことがあります。
「拗ねてますよ！構ってくださいね！」という気持ちを確実に飼い主に伝えることができる方法だ、ということを分かっているのかもしれません。
2.無関係な人や犬に八つ当たりする
犬が無関係な人や犬に八つ当たりするのは、拗ねてしまった時に見せがちな行動や仕草です。
我が家にはちょっとしたことですぐに拗ねてしまうポメラニアンがいるのですが、同居している中型犬や猫は、いつも八つ当たりの対象になってしまいます。
目の前を通っただけなのに吠えられたり、あくびをしたらちょっと声が出てしまっただけなのに「静かにして！」と吠えられたりなどです。
家族（人）は、目の前を通っただけで足首を攻撃された、と言っていました。拗ねると八つ当たりをしてしまう子には要注意ですね。
3.わざと叱られるようなことをする
犬がわざと叱られるようなことをするのは、拗ねてしまった時に見せがちな行動や仕草です。
カーペットやソファーにおしっこをする。スリッパや靴を噛んで遊ぶ。テーブルに置かれた物を鼻や手を使って落とす。立ち入り禁止の場所や部屋に入ろうとするなどが挙げられるのではないでしょうか。
「普段はそんなこと絶対にしないのに…」というようなことをします。「こんなこと今まで一度もしたことないのに…」というようなこともあります。拗ねている時だからこそ、わざとやりたくなってしまうのでしょう。
4.無視する
犬が無視するのは、拗ねてしまった時に見せがちな行動や仕草です。
名前を呼んでも来ません。ベッドの中で丸くなったまま顔を上げようともしません。「おやつ食べる？」の声にも耳だけ反応し、目は合わせてくれません。
いつもは飼い主のベッドで一緒に寝てくれるのに今日はケージの中、ということもあります。拗ねるような対応をしてしまったこと、めちゃくちゃ後悔しますよね。
愛犬が隣にいてくれないと眠れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お散歩のおねだりを断られて拗ねてしまった時は、飼い主の「お散歩に行こう！」の誘いを無視することもあります。（飼い主の都合次第だなんて…！）と思っているのかもしれません。
まとめ
犬が拗ねてしまった時に見せがちな行動や仕草を4つ解説しました。
- ケージやクレートの中でふて寝する
- 無関係な人や犬に八つ当たりする
- わざと叱られるようなことをする
- 無視する
愛犬を拗ねさせてしまう原因のほとんどは飼い主にありますが、拗ねてしまった愛犬の機嫌を直すことができるのもきっと飼い主だけです。
普段あまりにも構い過ぎていると、構ってあげられない時間が増えた時に拗ねてしまうことがあります。
距離感を大事にし、構ってあげられる時とあげられない時のメリハリをつけることが、愛犬を拗ねさせてしまわないための適切な対応策だと思います。
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