犬は嫉妬深い!?犬が嫉妬する主な原因や理由は?
飼い主さんが大好きな犬は多いですよね。人間と一緒に暮らす動物(ペット)の中でも犬は飼い主に対する愛情はとても強く、時にその感情が嫉妬心に変わることもあります。
では、犬はどのような場面で嫉妬することがあるのでしょうか。
- 飼い主に他の動物や人の匂いが染み付いている
- 飼い主が他の動物や赤ちゃんばかりを可愛がっている
- 飼い主がスマホやテレビなどに夢中になっている
- 飼い主が恋人と目の前で仲良くしている
いかがでしょう。皆さんのお家にいる愛犬たちも以上のような状況に陥った時、嫉妬しているのではと感じる行動をとることがあるかもしれませんね。
しかし、犬にとっても嫉妬心は強いストレスに感じます。可愛い反応を見せてくれるからと、わざと嫉妬させるような行動は控えてください。
犬が『嫉妬してます』と飼い主に伝えているサイン5選
犬は嫉妬している時、あるサインを見せて飼い主にアピールします。ここでは、犬が「嫉妬してます」と飼い主に伝えているサインを紹介します。
1.飼い主の周りをウロウロと歩き回る
いつも以上に飼い主の周りをウロウロと歩き回り、どうにかして飼い主の視界に入ろうとするような行動をとる時は、ぜひ自身の行動を思い返してみてください。
飼い主がスマホやテレビなどに夢中になっていたり、赤ちゃんや他のペットにばかり目が行っていたりすると、「僕のこと忘れてない?」と軽い嫉妬心を覗かせてくることがあります。
2.くっついたり前足で合図を送ったりする
自分以外の存在に夢中になっている飼い主を見て、ぐっと強引なほど体を密着させてきたり、前足で腕をグイグイと引き寄せるような行動をとる犬は多いです。
「そろそろ僕にもかまってよ」「私のこと忘れてない?」と自分の方を見てほしいとアピールしているのでしょう。
3.強引に割り込んでくる
育児中や他のペットのお世話をしている時、あるいはスマホに夢中になっている時など、飼い主と嫉妬の対象の間に強引に割り込んでくる犬もいます。
色々小さなアピールをしていたのに気付いてくれない飼い主に対して、強硬手段を取っていると考えられます。
ただし、攻撃的なまでの強引な割り込みはしつけにも悪影響です。一旦、引き離し愛犬の様子が落ち着いてから、愛犬とだけ向き合う時間をたっぷり設けましょう。
4.イタズラをして気を引こうとする
中にはイタズラなど、悪いことをすることで飼い主の注意を引こうと悪知恵を働かせる犬も多くいます。家具を噛んでみたり壊してみたり、ゴミ箱をひっくり返してみたり…。
こうした問題行動に対して大きな反応を見せてしまうと、「成功した」と勘違いさせてしまいます。問題行動には淡々と静かに対処し、愛犬が落ち着いた様子を見せてからかまってあげてください。
5.嫉妬の対象に吠えたり唸ったりする
感情的になりやすい犬の場合は、嫉妬の対象に「どうして君ばかりかまってもらえているの!?」「そこを退いてよ!」と言うように、吠えたり唸ったりすることもあるでしょう。
特に別のペットや赤ちゃんに対して吠えたり唸ったりする犬は少なくありません。これから一緒に暮らしていく必要があるため、「僕が1番」と安心させてあげたり、大切な家族として認識させることが重要です。
まとめ
いかがでしたか。犬が嫉妬しているときは、今回紹介したような行動に出ることが多くあります。問題行動には毅然と対応し、落ち着いてから愛犬との時間を十分に設けてあげることが大事です。
また、嫉妬はストレス要因になりやすいので、「嫉妬している愛犬が可愛いから」という理由で、わざと嫉妬させるような行動をとることは絶対にやめましょう。
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