️可愛いだけじゃないんだからねッ!ツンデレ犬種
1.柴犬
ツンデレ犬種の代表格といえば、柴犬です。その性格は犬というよりも猫に近いと言われることもしばしば。
実は柴犬に限らず、日本犬は全般的にツンデレの傾向を持っています。洋犬は長い歴史の中でさまざまな品種改良を重ねられてきましたが、日本犬はほとんど人間の手を加えられることなく、野生のオオカミの性質を色濃く残しています。
そのうえ、愛玩犬や使役犬とは異なり、人間と「近からず遠からず」な距離感で生活してきたため、自立心が強く人間にベタベタしないのです。
2.ペキニーズ
ペキニーズは中国の歴代王朝で門外不出の犬として神聖視されてきた歴史を持ちます。
すなわち、まごうことなき愛玩犬なのですが、愛玩犬の多くがかまってちゃんで人懐こい一方で、ペキニーズは「最も猫らしい犬」と言われるほどツンデレな犬種です。
愛玩犬にしては珍しく、抱っこされることも好みません。神聖な犬として人間以上に尊ばれてきたため、まさに王様のようにプライドが高く、誰にも媚びへつらわない気高い精神が育まれたのかもしれません。
️ツンデレわんことの暮らしの注意点
1.ツンのときにはしつこくしない
帰ってきても無反応、呼んでも目線をチラッと向けるだけ、家族と離れた定位置でひとりでくつろいでいるなど、愛犬が「ツン」モードのときは、しつこくしないのがベスト。
無理やりかまおうとしたり、逃げているのを追い回したりするとストレスを与えてしまいます。少し寂しい気持ちはわかりますが、ひとり時間を楽しんでいるんだなと思って尊重してあげてください。
2.デレのときにはたっぷり可愛がる♡
一方、愛犬が自ら遊びに誘ってきたときや寄り添ってきたときなど、「デレ」モード全開のときには思いっきり遊んであげましょう!
残念ながらツンデレ犬種の「デレ」モードは長続きしないことが多く、お気に入りのおもちゃでトッテコイ遊びをしていたりしても驚くほど早く飽きてしまったりします。ですので「デレ」モードは貴重な時間と心得、このときを逃さずに絆を深めましょう。
3.ツンデレできるのは信頼の証♡
「ツン」モードの愛犬に塩対応をされると「あまり好かれていないのかな…」とがっかりしてしまうかもしれませんが、そうではありません。
愛犬があなたに対してツンデレできるのは「飼い主さんはわかってくれているから大丈夫」と信頼しているからこそです。
「こんなことをしたら飼い主さんに見放されるかも」「飼い主さんにいつ置いていかれるかわからない」と思っていたら、不安で「ツン」な態度はとれないはずです。
ツンデレ犬種であっても、ツンデレ度合いにはもちろん個体差がありますが、一緒に暮らすうえでは愛犬との適度な距離感を保ちながら関わることが大切です。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?いわゆる「わんこ」のイメージを持ったまま、ツンデレ犬種と一緒に暮らしはじめると、その予想外な反応に拍子抜けしてしまうかもしれません。
わかりやすく愛情表現してくれる甘えん坊さんが好みの人にとっては物足りなく感じる場合もありますが、時折見せてくれる「デレ」の顔の破壊力こそツンデレ犬種の魅力の1つでもあります。
ツンデレ犬種の「ツン」ポイントと「デレ」ポイントをしっかり押さえて、ツンデレ犬種ならではの可愛さを堪能してみてはいかがですか?
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