犬が迷惑に感じている「お節介行動」
今回は、犬が迷惑に感じている飼い主の「お節介行動」をご紹介します。
あなたの行動に当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
1.無理に犬友達を作ろうとする
愛犬が嫌がっているのに、「仲良くしなさい！」と無理に犬友達を作ろうとするのは飼い主のお節介です。無理やり引き合わせて遊ばせようとする行為は、犬によっては大きなストレスになる場合があります。
犬友達を作ること自体は良い事ですが、犬同士にも相性がありますし、他の犬が苦手だったり他の犬と遊ぶのがあまり好きでない犬もいます。
犬友達を作ってあげたいと思ったら、まずは犬に慣れさせることから始めてみましょう。たとえばコミュニケーションが上手な先輩犬と挨拶をさせてみることで、愛犬の様子を観察してみましょう。
もしそれがストレスになっているようであれば、無理をしないことが大切です。
2.服を着せたままにする
防寒や抜け毛対策、お出かけの時のおしゃれなど、犬に服を着せることは一般的になっています。
しかし、寒いからといって家の中でも愛犬にずっと服を着せたままにしたり、日常的に装飾品がついたフリフリの服を着せるのは犬にとって良くありません。
犬に服を着せたままにすると毛がもつれたり、蒸れや刺激で皮膚炎を起こすことがありますし、窮屈な服や飾りがついた服はストレスになることが考えられます。
犬自身は「おしゃれをしたい」「可愛い恰好をしたい」とは思っていないので、犬にオシャレで可愛い服を着せるのは、あくまで飼い主の自己満足。愛犬に服を着せるのは防寒をする時、お出かけの時、写真撮影をする時、抜け毛がひどかったり皮膚の保護を必要巣とする時など、必要がある時のみにしましょう。
3.常に愛犬を抱っこする
犬は飼い主と一緒にいることが大好きな動物です。だからといって、常に愛犬を抱っこして一緒にいようとする行為は、犬にとって迷惑になっている可能性が高いです。
いくら飼い主のことが好きな犬でも、ひとりでゆっくりしたり、地面の匂いを嗅いだり遊んだりしたいはず。
可愛くてずっと抱っこしていたくなる気持ちは分かりますが、愛犬にも自由に動く時間を与えてあげましょう。
4.犬のベッドを綺麗に整える
犬のベッドに入れたブランケットやクッションがグチャグチャになっていると、「綺麗にしなくちゃ！」ときちんと整える飼い主さんは多いでしょう。
しかし、この行為も犬にとっては良い迷惑なのです。
犬は自分でホリホリして寝床を居心地よく整えているので、飼い主がきちんと畳んだブランケットを見ると（せっかく整えたのに…お節介だなぁ…）と感じている可能性があります。
飼い主が整えたベッドを犬がすぐにグチャグチャにしてしまうのは、そのほうが犬にとって居心地が良いからなのです。
とはいえ、ベッドの中の物をほったらかしにすると不衛生なので、愛犬が良い顔をしなくても定期的に洗濯などのお手入れはしてあげましょう。
愛犬がストレスを感じている時に見せるサイン
自分の行動が愛犬にとって迷惑になっているかどうかは、「カーミングシグナル」という犬のボディーランゲージを読み取るのがオススメです。
犬がストレスを感じている時に出すサイン
- あくびをする
- 体をブルブルっと振るう
- 白目の部分を見せて困った顔をする
- 体を掻く
- 目を逸らす
これらのサインが見られたら、あなたのその行動は犬にとって迷惑になっている可能性があります。
本当に必要なお節介かどうか、まずは行動する前に少し考えてみる癖をつけたほうが良いかもしれません。
まとめ
犬が迷惑に感じている「お節介行動」を紹介しました。みなさんの行動に思い当たるものはありましたか？
もし（実はお節介だったのかも…）と感じた方は、愛犬の様子を見ながら、ご自身の行動を改善してみてくださいね。
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