散歩中の犬のおしっこ…きちんと対処してる?
皆さんは愛犬を散歩させている際、愛犬がおしっこをしそうになったらどのように対処していますか。そのままおしっこをさせて水をかける人や、トイレシーツで吸水するという人もいるでしょう。
しかし、中には「おしっこは取り除けないから」とそのまま放置している人もいるのではないでしょうか。
最近は散歩中のうんちマナーだけでなく、おしっこマナーも注目されています。散歩中の犬のおしっこは、正しい方法で片付けたり事前に対処したりしましょう。
散歩中の犬のおしっこを放置した場合の悪影響
実は、散歩中の犬のおしっこを何も対処せずに放置していると、さまざまな悪影響を及ぼします。ここでは散歩中の犬のおしっこが招く悪影響を紹介するので、改めておしっこマナーを見直しましょう。
1.アンモニア臭が残り悪臭につながる
犬のおしっこは人間ほどではありませんが、多少なりともアンモニア臭が残ります。おしっこをしてしまった場所が住宅街であれば、多くの人に不快な思いを抱かせてしまうでしょう。
また、おしっこを放置してしまうとその場所にアンモニア臭が残り、さらなる悪臭につながる恐れがあるので注意してください。
2.細菌が繁殖するなど衛生面の問題が発生
犬のおしっこをそのまま放置していると細菌が繁殖してしまったり、害虫が寄ってきたりと衛生面にも問題が生じます。
住宅街の場合、愛犬がおしっこをする場所として習慣化してしまった場所が、不衛生な状態になってしまう…という状況も考えられるので、きちんと対策を講じなければなりません。
3.おしっこの匂いを嗅ぎつけて他の犬も同じ場所で排泄してしまう
犬は嗅覚が優れているため、他の犬のおしっこの匂いを嗅いで情報を得ようとします。オスの場合はそのおしっこを自分の匂いで上書きしようと、さらに上から排泄してしまう犬もいるでしょう。
おしっこが上書きされていくことで、更にその場所が不衛生な状態へと陥ってしまいます。さらなる悪循環を生み出してしまうので、きちんと対処することが重要です。
4.公共の物が傷んで損壊してしまう恐れ
皆さんは犬のおしっこによって電柱が傷むことで、倒壊してしまったというニュースをご覧になりましたか。犬が散歩中に何度もおしっこした場所が傷んでしまうことで、公共物の破損につながる危険性があるのです。
大きく丈夫だと思われていた鉄製の電柱が倒壊したことで、より犬のおしっこマナーに厳しい視線が注がれています。今だからこそ、改めて愛犬のおしっこマナーを見直すべきでしょう。
散歩中の犬のおしっこはどのように対処するべき?
では、散歩中の犬のおしっこはどのように対処するべきなのでしょうか。
最近では、飼い犬に家で排泄するようトレーニングさせることが推奨されています。家の中でおしっこやうんちをすることで、公共の場を汚したり悪影響を及ぼしたりしないように求められているからです。
しかし、どうしても家では排泄できず、散歩中に排泄してしまうという犬もいるでしょう。その場合はマナーベルトを装着させたり、排泄の兆しが見えたらトイレシーツを敷く対処法をおすすめします。
水をかけて洗い流すという方法は、かえって汚れを拡散させてしまう恐れがあります。なるべく水で洗い流す方法ではなく、排泄する前に対処できるよう準備しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬のおしっこは基本的に散歩中など屋外ではさせずに、家の中で排泄するよう促すことが大切です。どうしても屋外でおしっこしてしまう場合は、マナーベルトやトイレシーツなどを活用して対処しましょう。
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