厳しい寒さで犬が体調を崩してしまう恐れも…!
11月に突入すると一気に肌寒くなり、2月頃まで徐々に寒さが厳しくなっていきます。人間も気をつけなければいけませんが、犬は寒さに弱い犬種が多いので、防寒対策をしっかり行わなければなりません。
寒さに配慮せず放置していると体が冷え切ってしまい、下痢や腹痛、食欲不振、元気消失、免疫力低下による風邪症状など、さまざまな体調不良を招いてしまいます。
屋外へ出かける時はもちろん、室内にいる際も室温調整や防寒グッズの準備など、今から対策を講じておきましょう。
見逃し厳禁!犬が寒いときにする『寝方』4選
犬は寒さを感じていると寝方にも特徴が現れます。ここでは犬が寒いときに見せる『寝方』を紹介するので、以下のような寝方をしているときは寒さ対策を見直しましょう。
1.体をぎゅっと丸めて眠る
犬は寒さを感じると体温を逃さないようにするために、ギュッと体を丸め込むような体勢を取ります。お腹が冷えてしまうと全身が冷えてしまうため、お腹を守ろうと体を丸めているのです。
冬場になるといつも以上に、体を強く丸めて縮こまっている様子が見られる犬も多いでしょう。これは厳しい寒さを感じているサインです。
2.鼻を隠すような姿勢をとる
犬の鼻は匂いを感じ取るだけでなく、温度を感じ取ることもできます。そのため、寒い時期には寒さを直接感じ取ってしまうため、防寒対策の一環として鼻を隠そうとする犬も多いです。
例えば、ブランケットの中に鼻を仕舞い込んだり、体を丸める際に鼻を体の中に入れ込むように丸まって見せるなど、熱を逃さないような寝方をします。
3.毛布やブランケットに全身を入れ込む
冬になると毛布やブランケットを自分の周りに集め、全身が包まれるように毛布に包まる犬の姿がよく目撃されます。自分で防寒対策しようとするなんて賢いですよね。
もちろん前述した通り、犬も寒さを感じると毛布やブランケットに包まれることで、体温を逃さないようにしたり冷気から身を守ろうと行動します。愛犬専用のブランケットをプレゼントしてあげてはいかがでしょう。
4.飼い主の腕の中に収まろうとする
冬になると寒さを感じるため、人肌恋しくなるという人も多いでしょう。犬も例外ではなく、夏場は離れた場所にいることが多かった犬も、冬になると飼い主に密着する機会が増える子は少なくありません。
中には寒さから逃れようと、無理やり飼い主の腕の中に割り込んで収まろうとする犬もいるほどです。飼い主さんの腕の中は暖かいですし、安心できるのでしょう。
寒さから愛犬を守ろう!冬場に実践するべき防寒対策は?
愛犬を寒さから守るためには防寒グッズを用意したり、室温を調節してあげることが重要なポイントとなります。以下のような防寒対策が有効なので、ぜひ取り入れてくださいね!
- 暖房器具を使って室温は20〜25℃を維持する
- 湿度が低すぎると寒さを感じやすいので加湿器を活用する
- 厚手のカーテンを引いて外からの冷気をシャットアウトする
- 愛犬が自由に体温調節できるようにブランケットを準備する
- 散歩や外出時には洋服を着せる
- フローリングにはマットやカーペットを敷く
いかがでしょう。まずはできる方法から取り入れ、今から厳しい寒さに向けて準備を進めておきましょう。
まとめ
寒さは犬にとっても飼い主にとっても大敵です。寒い状態のまま我慢していると、お互いに体調を崩してしまう原因になります。今回紹介した『寝方』を参考に、今年の防寒対策をあらためて見直しましょう。
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