体に落書き、木に繋がれ放置された犬
通報で発覚
オーストラリアのRSPCA (英国王立動物虐待防止協会) クイーンズランドに入った通報は、「体に落書きされ、首の周辺に傷がある犬が木に繋がれている」というものでした。
すぐさまレスキューチームが現場に向かい保護しました。
身体中にピンクと青のペンで落書きされ、首には刺されたような傷がありました。
保護施設へ
保護されたマスティフのミックス犬は施設へと運ばれ、すぐに獣医の治療が開始されました。
そして、RSPCAがメディアを通じて犬の情報を求めたところ、飼い主が見つかりました。犬の名前は「バンクシー」。
飼い主は保護当時海外にいて、バンクシーが行方不明になっていたことを知らされておらず、バンクシーの悲惨な状態を知りひどく動揺したとのことです。
明らかにはされてはいませんが、おそらく飼い主が不在の間バンクシーは親族に預けられていたと思われます。
そして、飼い主は「親族の状況を考えるとバンクシーにとってRSPCAに引き渡すのがベストだ」とRSPCAに託す決心をしたのです。
リハビリ
バンクシーは施設で動物行動の専門チームによるケアを受け、2ヵ月かけて人間への信頼を取り戻していきました。
いい笑顔ですね!
すっかりフレンドリーになったバンクシー。
施設に来たばかりの頃とは見違えるように、自信を持って人間に接することができるようになりました。
新しい家族のもとへ
そして、ついに新しい家族が決まりました!
愛情に包まれ、人間との絆をますます深めながら幸せなセカンドライフを送っています。
元気になって本当に良かったですね。
まとめ
傷つけ、体に落書きをした上に放置する...動物の尊厳を守れない人がいることに同じ人間として怒りを覚えると同時に、早く犯人が見つかることを願います。
RSPCAの存在、そしてスタッフの方々に心から感謝です。
- バンクシーの保護当時と回復後の姿はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA QLD
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