皆さんはなぜ飛行機では携帯電話が使えないのか考えたことはありますか?
携帯電話の電波が飛行に影響するから?
実はとんでもない理由が原因なんです…。
1. Got you!
getには沢山の意味があります。何かを手に入れる、お金で何か買うなど、ここでの意味は「理解する」です。Got youで「分かった」という意味になります。理解というのはすでに完了してる動作なので通常過去形が使われます。若者の間ではくだけてGotchaと言う人も多いです。最後のaは短く「あ」と発音し、「ゴッチャ!」のように聞こえます。そして、I got youには「騙してやった!」という意味もあります。使い方は下の対話文を参考にしてみてください。
A: I broke up with my man last night.
B: Really? So do you want to hang out with me tonight?
A: I’m just kidding. Haha, I got you!
B: Gotcha…
A: 昨日の夜、彼氏と別れちゃったんだよね。
B: まじで?だから今夜は俺と出かけたいとか?
A: ただのじょーだんだよ笑。騙されたね!
B: そういうことか…。
2. Kindle
Kindleとはアマゾン社が出している「電子書籍リーダー」のことです。ネット上で電子書籍を購入し、Kindle内にダウンロードしてオフライン状態で本を読むことができます。タブレット端末と少し似ていますが、主な機能はあくまで電子書籍の閲覧です。kindleが動詞として使われる場合、「燃える;想像をかき立てる」という意味がなります。なのでKindleで読書している時は、kindleが想像をかき立ててくれるわけです。面白いでしょ?
3. gels
gelは「(髪または身体を洗うのに用いる)ジェル」のことです。gelの発音はjail(牢獄)と似てます。現在の国際線航空機では100ml以上の液体物を機内へ持ち込むことは禁止されています。なのでこの動画上でgelsという単語が出てきたわけです 。ボディーソープはshower gel、シャンプーはhair gelです。そして、gelが動詞で使われる時は「ワックスを髪に付ける」という意味になります。
He shaved his hair on the sides and gelled on top.
彼はサイドの髪を刈り上げトップをワックスで固めた。
4. Just opens up a whole new can of worms
wormsはミミズなどの「虫」という意味です。open up a whole new can of wormsというのは「虫の缶詰を丸ごと一つ開ける」という意味になりますがこれは比喩なのです。釣り人はよく虫を餌にしますが、一度で虫の缶詰を丸ごと一つ空けてしまえば、全ての虫が出てきてしまいます。なのでこの言葉は実際には「自ら面倒事に足を突っ込む」ことを意味します。
We have finally reached a conclusion, so please don’t ask another question to open a new can of worms.
ようやく結論に達したんだから更に質問するなんて自ら面倒事に足を突っ込むようなことをやめてください。
5. dig around with
digは「穴を掘る」という単語で、dig around with a thingは何かの周りをひたすら掘ることという意味を広げて、「(ある問題について)徹底的に追求する」ことを意味します。そして、digが使われるイディオムは他にもあるんです。
dig your heels in: (他人の忠告を聞かず)自己を貫く
dig into your pocket: 身銭を切る
dig yourself into a hole: 自らを困難な状況に追い込む
dig your own grave: 墓穴を掘る
6. Sun God Apollo
Apolloはギリシャ語由来の言葉でギリシャ神話の太陽神アポロのことです。なので前にSunと付いているわけです。伝説の中でのアプロは最も美しい神と見なされており、多才多芸で男性の美しさの象徴ともされています。同時に、アポロは天空の宮殿に住んでいるので「飛翔」と「太陽」の象徴ともされています。だから人類最初の月面着陸計画は「アポロ計画」と命名されたわけです!
まさか飛行機で携帯電話が使えない理由はそんなとんでもないものだったとは…。だからといって機内で携帯電話は使っちゃダメですよ。
ライター/Shoji Kawahara
画像/sergey Svechnikov, CC licensed
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