大人と子どもでは見えている世界が異なります。精神的にはもちろん、物理的にも。
XユーザーのKさんが、間一髪のところで発見した“おもちゃの隠し場所”に「これは怖い」「やばすぎ！」「よく未然に防げましたね！」といった声が集まっています。
KさんがこのほどXに投稿したのは、魚焼きグリルの下におもちゃの車が隠されている画像。網の下にある水用の受け皿に小さな車が2台、転がっています。Kさんの1歳5か月の息子さんが置いていったものだそう。駐車場か何かに見立てていたのでしょうか。
グリルにおもちゃが隠されているというだけでも恐ろしいですが、よく見るとこのグリルは網の上にプレートが置かれています。つまり本来は、プレートに隠れてその下は見えないようになっています。
使用前にプレートを外す場合はまだよいですが、時間がないなどの理由で外さずそのまま火を入れてしまえば、大惨事になること間違いなし。
投稿のリプライ欄には、実際におもちゃを入れたまま点火した経験のある人から「おばあちゃんの家でこれやって、知らないまま魚焼いたら黒煙があがった」「トミカ溶けてドロォってなりました…」といった恐ろしい体験談も届いていました。
子どもにとってグリルは見上げるもの、大人にとっては見下ろすもの。Kさんは「大人がみている視野と子どもがみている視野の違いにビックリしたという感じです」と話しています。
グリルで車を発見した当時のことについて「私も近くにいたのでグリルでカチャカチャやってるのは知ってました。引き剥がすと余計怒るのでそのまま危険がないことを確認の上、遊ばせておいたんです」と振り返るKさん。
遊びに満足したあとでグリルを覗いてみたところおもちゃがなくなっており、探してみたところ写真の通りプレートの下に発見できたとのことです。
遊んでいたところを見ていたために、たまたま対応できたKさん。しかしもし見ていなかったとしたら……想像しただけでもゾッとします。
「今後はグリルを使う時は毎回おもちゃが入っていないか確認作業が必要そうです笑」（Kさん）
以前は洗濯機にトミカを入れられていたことがあり、そのときは夫さんが音で気がつき、事なきを得たそうです。
グリルにせよ洗濯機にせよ、大人にとっては大事に扱わなければならない機械も、子どもにとっては大きなおもちゃ。広々とした立体駐車場や巨大な宇宙船に見えていても、不思議ではありません。
我が家を大きなおもちゃ箱に変えてしまう子どもの想像力の豊かさと、恐ろしさ。その両方を改めて思い知らされる1枚でした。
（ヨシクラミク）
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061608.html