4月下旬より全国で販売を開始したカプセルトイ「ばあちゃんちのでんき ストラップ」。株式会社キタンクラブが、「昭和~平成初期の頃、実家の天井にあった昔懐かしい“あの電気”」をコンセプトに開発したライトマスコットです。
筆者の住む地域ではなかなか見つけられなかったのですが、先日たまたま立ち寄ったカプセルトイコーナーにてこれを発見。ずっと気になっていたアイテムだったので、早速購入してみることにしました。
ちなみに価格は1回500円となっており、ラインナップは「KC-002N(ナチュラル)、KC-001B(ベージュ)、KC-003Br(ブラウン)、KC-004Bk(ブラック)」の全4種。どうやら本体のカラーが異なるのみで、ライトの機能自体は同じようです。
しかもカプセルの残量も少なくなっている人気アイテムのようなので、とりあえず一回回してみることに。取り出し口に出てきた真っ黒なカプセルには「KC-003Br(ブラウン)」が入っていました。
自宅に持ち帰り早速遊んでみます。半透明の四角い傘を持つ明かりの形状は、まさしく実家の和室にあった“あの電気”そのもの。
袋から取り出し本体からぶら下がった紐を引っ張ってみると……あれ、点かない。嘘でしょ、まさか不良品……?
ひとまず取扱説明書を見てみたところ、電池交換が行えることが判明。上部の黒色パーツを取り外せるようになっており、電池蓋に絶縁体が取り付けられていることを発見しました。これを外せば、明かりがつくようになるはずです。
さて気を取り直し、もう一度紐を引っ張ると……今度こそしっかり点いてくれました。最初に白色灯が光り、周囲を明るく照らしてくれます。
もう一度紐を引っ張ると、常夜灯に切り替わりました。白色灯よりも光量が抑えられ、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ライトの色が思っていたよりもやや赤みがかっているように感じましたが、ミニチュアとしては十分な出来栄えでしょう。
幼い日の夏休みに、祖母の家に泊まりに行っていたことを思い出させてくれるような、なんともエモみあふれるカプセルトイ。
ただ眺めるだけでも十分ですが、ストラップ付きなのでバッグにぶら下げたり、和室のジオラマと組み合わせたりと、さまざまな楽しみ方ができそうです。
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051910.html