「星のカービィ」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親として知られるゲームクリエイター桜井政博さんが、4月27日20時にXを更新。
声優・中村悠一さんにペン状のデバイスを向け、「記憶を抹消している」その瞬間が公開されました。
事の発端となったのは、4月24日深夜。Nintendo Switch2の当選発表が行われた時のことでした。
応募者数は約220万人にのぼり、「相当数のお客様が当選しない」と事前アナウンスがされるほどの事態の中、中村さんは22時40分に「落選」の結果を自身のXで報告。続けざまに「とりあえず当選してる人とは絶交します。ひとまず」と投稿していました。
中村さんと言えば、任天堂の情報配信番組「ニンテンドーダイレクト」や、Switch2の情報が初公開となった「Nintendo Switch2ダイレクト」でもナレーションを務めた功労者のひとり。そんな中村さんでも抽選に外れてしまうのは、言い換えれば公平に抽選が行われたことの証明とも言えるでしょう。
とはいえ、中村さんの気持ちも非常によくわかります。次々行われる著名人の当選報告に、中村さんは容赦なく「ブロック」していく様子を公開していましたが、風向きが変わったのが、桜井さんの当選報告へのリプライでした。
「え?」と一言返信すると、これに対し桜井さんは「早く記憶を消す光を当てないと……!」と反応。それから3日後の4月27日に宣言通り、中村さんの「記憶を消す」様子が投稿されたという流れです。
口をポカーンと開ける中村さんに対し、ペン状のデバイスを向ける桜井さんという構図は、大ヒット映画シリーズ「メン・イン・ブラック」における、記憶消去装置「ニューラライザー」を使用するシーンにそっくり。
中村さんといえば、自身がナレーションを務めた「ニンテンドーダイレクト」などの後でも、SNSでまるで初見であるかのようなリアクションをすることが、ファンの間で語り草となっていました。これは”知らないふり”をしていたわけでなく、まさか本当に”記憶を消されていた”なんて……。
ファンサービス旺盛な2人のやり取りには「ほんとに記憶消してたんだ!」「ネタなのは分かるけど、任天堂の技術力ならもしかして……」「かがくのちからってすげー」等のコメントが続々。任天堂関連の情報がなかなかリークされないのは、こうした”裏事情”があったからなのかもしれません。
<参考・引用>
桜井 政博 / Masahiro Sakuraiさん(@Sora_Sakurai)
中村悠一さん(@nakamuraFF11)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025042806.html