エリザベスカラーの底に、全力のイヤイヤ顔がむぎゅっと詰まっています。
爪切りに立ち向かうパグの男の子・ブン太くんのイヤイヤ顔。嵐のような心境が画面越しにも伝わってくる、迫真の表情です。
このほど飼い主さんがXに投稿したのは、大嫌いな爪切りをされている最中のブン太くんの姿。大型犬用だという深いエリザベスカラーの底に詰まったその顔は、120%の抵抗を物語っています。パグらしさのある可愛い顔のたるみを差し引いても、かなりの険しさです。
飼い主さんによれば撮影された瞬間の顔は「抵抗したいけど、押さえつけられているので我慢している時のお顔」という、かなり限界ギリギリのものだそう。
ワンちゃんは人間と違って爪に血管や神経が通っているそうなので、人間の「伸びてきたからちょっと切るか〜」程度の爪切りとは、わけが違うのかも知れません。
爪切り中は怒っていることが多いというブン太くん。今回も最初から臨戦態勢で、足を触られただけで怒りを見せてきたのだとか。
「相当力が入ってたみたいで、3人がかりで押さえつけられていました」と飼い主さんは話します。「文字にすると、我慢しすぎてて『ふんぬ~』だなとも思いました笑」とも。
大嫌いな爪切りを頑張っているブン太くんに「お利口!強い!さすが!カッコイイ!って伝えてました」と飼い主さん。しかしあまりにも露骨に嫌がっているため、思わず口元が緩んでしまったそう。ブン太くんには申し訳ないですが、これは微笑まずにはいられませんよね。
ちなみに飼い主さんは、ブン太くんが抵抗できずにあきらめてしまったパターンの顔も見せてくれました。
こちらの写真ではブン太くんは左右の耳をへたっと垂らし、目は伏せ気味、舌はたらんと垂れ下がっている、というなんとも切ない表情。「トホホ」の3文字がこれほどまでに似合うワンちゃんはいないでしょう。
最後は真っ黒い画面でブン太くんのこの顔だけが丸くくり抜かれて「お・し・ま・い」というテロップが出てきそうですね。
<記事化協力>
「ゆず胡椒」さん(@yuzukosho47)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025042004.html