株式会社松屋フーズは4月18日、全国の「松屋」および「マイカリー食堂」(松屋または松のやとの併設店舗のみ)において、2025年4月22日15時より一部商品の価格を改定すると発表した。
加えて、同日より深夜時間帯の注文に対して、深夜料金の導入店舗を拡大する方針も明らかにした。
今回の価格改定は、原材料価格の高騰をはじめ、光熱費や人件費、配送費、包材費などの上昇が続いていることを受けての対応であり、松屋フーズは「慎重に検討した結果、商品の質を維持・向上し、安定供給を図るため」と説明している。
改定対象となる商品の一例として、松屋では「牛めし(並盛)」が現行価格430円から460円に、「ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし(並盛)」が630円から660円に引き上げられるほか、「牛めしランチ(並盛)」は530円から580円に、「牛焼肉定食」は840円から890円に。朝食メニューの「玉子かけごはん」は330円から350円に変更される。
また、松屋あるいは松のやと併設している一部の「マイカリー食堂」においても同様に価格改定が実施され、「オリジナルカレー(並盛)」が530円から550円に、「欧風ビーフカレー(並盛)」が550円から590円に、「ロースかつカレー(並盛)」および「ロースかつ欧風ビーフカレー(並盛)」はいずれも760円から780円に引き上げられる予定だ。
詳細な価格や対象商品については、4月22日15時から松屋フーズ公式ウェブサイトにて案内される予定となっている。
さらに、2024年から一部地域で導入していた深夜料金の制度を、同日より拡大。一部の松屋・松のや店舗(併設のマイカリー食堂を含む)にて、22時から翌5時までの時間帯における注文に対し、深夜料金としておおよそ7%の追加料金が加算される。この制度は、店頭注文だけでなく、松屋の持ち帰りサービス「松弁ネット」でも適用され、受取日時を基準に深夜料金が加算される。
松屋フーズは「今後も価値ある商品提供を第一に優先し、お客様に満足していただけるよう努力し続けて参ります」とコメントし、顧客の理解と協力を呼びかけている。
<参考・引用>
松屋フーズ「価格改定および深夜料金導入店舗拡大のご案内」