子どもから大人まで大好きなメニュー「唐揚げ」の、斬新すぎる作り方がXで話題になっています。「小麦粉大好き50代の週末里山暮らし」さんが紹介したその方法とは「油に直接小麦粉を投入して揚げる」というもの。
たしかに、唐揚げづくりで衣をまぶす工程は、やや面倒なポイント。ここをショートカット出来るのであれば、こんなに楽な話はありません。ということで、本当にこの方法で作れるのか?実際に試してみることにしました。
「油に直接小麦粉を投入して揚げる」工程以外は、通常の唐揚げづくりと同じ。あらかじめ鶏肉に好みの下味を付けておきますが、今回はシンプルに塩コショウのみの味付けで行きます。
鍋に鶏肉が漬かるくらいの油を入れ、温度が上がりきる前に小麦粉を大さじ2強を投入し、菜箸でよく混ぜます。小麦粉のかたまりがなくなるくらい、しっかり混ぜましょう。
油の温度が180度ほどになったところで、鶏肉をイン。音を立てて揚がっていきますが、「本当にこれでうまくいくのか……」正直、まだ半信半疑状態です。
するとどうでしょう。鶏肉を上げ始めてから4~5分ほど経過すると、なんだか衣らしいものが表面につきだしました。「おお……これはうまくいくかもしれない」そう思い始めたのはようやくこの頃です。
その後みるみるうちに全体に衣が行き渡り、揚げあがる頃には立派な唐揚げになっていました。見た目だけで言えば、普通に作った唐揚げと比べても遜色ありません。
肝心の味や食感についても、サクッとジューシーに仕上がっており、ちょうど学校から帰宅した子どもに食べさせてみても「おいしい!」と絶賛でした。少なくとも筆者の家庭内では、子どもから大人までおいしく食べられる唐揚げとなりました。
投稿者さん自身も、海外の方が投稿したYouTubeショート動画を参考にしたため、原理についてはよくわからないそうですが、うまくいってしまったため驚きを隠せなかったもよう。筆者も全く同じ気持ちです。
ひとつだけ確かなのは、この斬新すぎる唐揚げの作り方は成功……いや、大成功したという事実。もしも唐揚げの調理が億劫になっていた方がいたら、今回の方法、十分に試してみる価値アリです。
<記事化協力>
小麦粉大好き50代の週末里山暮らしさん(@fkm_w)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025041803.html