スピードタイプの女の子が現れました。あまりの速さに、カメラも追いきれていません。
Xユーザーの「えぬけー」さんが投稿した、2歳6か月の娘さんを“とらえた”画像が11万いいねを集めています。
Xに投稿された2枚の画像は、子ども向けの遊具コーナーで遊ぶ娘さんを狙ってシャッターを切ったようですが、その姿はおぼろげにしか写っていません。
かろうじて娘さんらしき人影があることはわかりますが、全身がブレにブレた残像姿は、フィクションの世界にいるスピードタイプのキャラクターのそれ。自分以外のすべての時間が停止した世界で、1人だけ猛烈に遊具を遊び倒しているかのようです。
元は家族間の写真共有サービス「みてね」に投稿したものだそうですが、写真が写真なだけに、サービス名がかなり挑戦的に響いてきますね。
えぬけーさんによると、この写真を撮影したのは夫さん。遊具で穏やかに遊んでいる娘さんをカメラに収めようとしたタイミングと、娘さんが他の遊具に乗り換えようとダッシュしたタイミングが重なり、偶然こんな高速移動風写真が撮れてしまったのだとか。
夫さんは特にカメラの設定をいじるでもなく、普段通りに撮影したとのこと。狙ってやっていないところに、じわじわと面白さが込み上げてきます。
これまでにないほど鮮やかなブレブレ写真を見たえぬけーさんは「なんとなく分かる顔や透ける足、影分身のような残像に笑いが止まりませんでした」と話します。
普段、娘さんの可愛い写真に癒やされて笑顔になることはあっても、まともに写っていない姿に大爆笑させられるのは今回が初めてだった、というえぬけーさん。「現在イヤイヤ期で参っていますが、やっぱり可愛いなぁと再認識しました」としみじみ話してくれました。
カメラにちゃんと写っていても写っていなくても、子どもというのは存在するだけで親を笑顔にしてくれるみたいですね。
<記事化協力>
「えぬけー 2y+0m」さん(@N5Ein)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025032509.html