1歳の女の子「るか」ちゃんには、毎朝大事なルーティンがあります。
お兄ちゃんが残していったウルトラマンの人形たちと、座談会を開くことです。
Xユーザーの「みん」さんが投稿したのは、ベッドサイドに整列させられた数十体のウルトラマン人形と、彼らを前に腰を下ろす、るかちゃんの姿。
この人形たちは、4歳上のお兄ちゃんが自身のモーニングルーティンとして、幼稚園バスが来るまでの待ち時間に並べていったもの。
そしてお兄ちゃんが幼稚園へ出かけると、るかちゃんの座談会が始まるといいます。
座談会の詳細は大部分が秘匿されているようですが、みんさんが見守る限りは「内密な作戦会議」が行われているとのこと。
数いる人形たちのなかで、るかちゃん1番のお気に入りはウルトラマンタロウ。座談会の開始時にはまずタロウを手に取っているそう。仕切り役にしているのかもしれません。
るかちゃんはウルトラマンのほかに、ディズニープリンセスの「アリエル」も好きらしく、たびたびアリエルを座談会に交えては、ウルトラマンたちと踊らせているのだとか。異文化交流の一面もあるみたいです。
またときにはるかちゃん自身が怪獣となり、ウルトラマンたちをなぎ倒していくことも。いつでも警戒を怠ってはならない、というメッセージでしょうか。危機管理への意識も高いですね。
ソフビ人形との座談会を始めたのは、2025年1月にあったお兄ちゃんの誕生日後くらいから。
お兄ちゃんが毎日ウルトラマンたちと一緒に寝起きしているため、ウルトラマンが生活の一部だったというるかちゃん。最初はお兄ちゃんを真似てタロウのポーズをするだけだったのが、徐々にウルトラマンたちに話しかけるようになり、徐々にごっこ遊びへと発展していったそうです。
いまやウルトラマンたちを束ねるまでになったるかちゃんに、みんさんは「成長を感じました」と感慨深げです。
ところで気になるのはお兄ちゃんの反応。幼稚園に行く前に並べたウルトラマン人形が、妹の手によってバラバラにされるのは困るのではないでしょうか……と思いきや、みんさんによると、お兄ちゃんはまったく気にしていないもよう。
「むしろるかちゃんがウルトラマンに興味を持っていることが嬉しいようです」とのことで、非常に仲の良い兄妹関係が垣間見えますね。
るかちゃんは、上に3人いるお兄ちゃんたちに負けないくらい気が強くてわんぱくでありながらも、怒られて泣くお兄ちゃんたちを慰める優しさと気遣いの持ち主でもあるそう。
将来はウルトラマンのように、強くてカッコいいお姉さんになるに違いありません。
<記事化協力>
「みん」さん(@konominmam)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025030305.html