2025年2月16日から放映開始となったスーパー戦隊シリーズの最新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」。放送後、その戦闘シーンが「格闘ゲームにそっくり」と、SNS上で話題になっています。
「戦闘シーンがかっこいい」という評価ならいざ知らず、「ゲームそっくり」とはこれいかに。ゲーム好きの筆者が実際に見てみることにしました。
※次より第1話について紹介しています。ストーリーの詳細説明はなるだけ避けていますが、戦闘シーンの説明があるため、人によってはネタバレに感じる恐れがあります。1話未視聴の方はご注意ください。
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、スーパー戦隊シリーズの第49作目および50周年記念作品。叶えたい夢や願いがない主人公・遠野 吠(とおの ほえる)が、謎の声に導かれ「ナンバーワン」を目指す戦いに巻き込まれていく……というストーリーが展開します。
話題になっているのは第一話のラスト、吠が変身した「ゴジュウウルフ」と、「アーイー」と呼ばれる悪役との戦闘シーン。突如カメラ視点がサイドビューに切り替わったかと思うと、派手なエフェクトや効果音と共にパンチやキックを繰り出し始めたではありませんか。
下段キックで相手を浮かせ、空中コンボ、最後は必殺技でフィニッシュという流れの中に、ヒットストップやカットインといった演出も盛り込まれており、確かに格闘ゲームにそっくり。さらには「WINNER GOZYUWOLF」と書かれたリザルト画面まで用意されているなど、制作スタッフの並々ならぬこだわりを感じます。
この一連のシーンを、ストリートファイターシリーズや鉄拳シリーズと重ねた方が多かったようで、早くも「戦隊シリーズで格ゲーが出る流れか?」という期待の声も。
実はこの当該シーン以外にも、格闘ゲームのような演出が用いられているシーンがあったため、もしかすると制作者の中に格闘ゲーム好きの方がいるのかもしれませんね。
確認した結果としては、ウワサ通り一部の戦闘シーンが格闘ゲームにそっくりでした。まだ第一話を終えたばかりとなりますが、こうした演出が来週以降も続くのか?スーパー戦隊ファンからはもちろんのこと、格闘ゲームファンからも注目を集めそうです。
<参考・引用>
テレビ朝日HP「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025021908.html