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玄関前に停めた車が、ない……北海道・帯広の恐ろしい積雪ぶりを物語る1枚


2月4日頃から日本を襲った強烈な寒波の影響で、北海道・帯広に住むXユーザーの「t」さんは、自宅前で車が完全に雪に埋まる被害を受けました。tさんが投稿した写真には、雪に完全に埋もれた車のシルエットがわずかに映っています。予想積雪量の高まりに対し認識はしていたものの、実際の雪の量は想定を超えたものでした。このため、tさんは出勤を断念し、その後、現場の状況を他の社員にも伝達しました。3時間の掘り起こし作業の末、ようやく車が姿を現したものの、依然として道路上の積雪は凄まじく、人も車も動けない状況が続いています。

玄関前に停めた車が、ない……北海道・帯広の恐ろしい積雪ぶりを物語る1枚

 2月4日ごろから日本列島を襲っている強烈な寒波。日本海側を中心に広い範囲で風や雪の影響が出るなどしています。

 北海道・帯広に住むXユーザーの「t」さんも、寒波によって被害を受けた1人です。

 tさんが4日未明に「帯広!俺の車どこよ!」というコメントとともにXに投稿した写真。

 自宅玄関前を写したその1枚は、大部分が雪に覆われています。tさんによると、なんとこの中のどこかに、自身の車があるというのです。

車のシルエットらしきものは見えるが……

 車があるのは写真上部の盛り上がった部分。言われてみれば、車らしきもののシルエットに見えなくもありません。完璧に埋もれてしまっています。

 衝撃的な光景を目の当たりにし「ただ事ではない」と思ったtさん。いくら北海道といえど、これほどまでの大雪は「ありえません」「今まで経験ない量でした」と話します。

 前日3日の報道では、翌4日の予想積雪量が50センチ、60センチ、70センチ……と徐々に増えていっていたため、「覚悟はしていました」とのことですが、流石にここまで積もるとは予想していなかった様子。

 4日は仕事があったものの、とても通勤ができる状況ではなく、すぐに諦めたというtさん。自宅から目の前の道路までの道は、それなりに早い段階で開通となったようですが、道路上に60cm近い積雪があり、人も車も進めない状況だったといいます。

 tさんはその後、自社の他の社員にも情報を共有し、自宅待機を指示。しかしそもそも、誰一人として車を動かすことすらできない状況だったのだとか。

 埋まってしまった車は、およそ3時間におよぶ掘り起こし作業によって、どうにか姿が見えてくるように。

3時間たってようやく車が見えてきた

この車がすっぽり埋まっていた

 tさんからは「北海道に住んでいればこの状況でも焦りません」という頼もしい言葉も出ましたが、3時間を費やしてなお全部を掘り起こせない、というのはとても恐ろしいですね。

 なおtさんによると、道路上の積雪は同日夕方になっても解消されなかったとのことです。

 大自然の脅威を改めて思い知らされます。

<記事化協力>
「t」さん(@t_o_m_t_o

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025020509.html
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