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DeepVocal用ボーイソプラノ歌声ライブラリ「空詩音レミ」が誕生5周年 2024年にはAI化も


歌声合成ソフト「DeepVocal」用のボーイソプラノ歌声ライブラリ「空詩音レミ」が、2025年2月2日に誕生5周年を迎えました。発案者である「ラシ(音音P)」さんの取り組みで、男子小学生「爽(sou)」さんの声を元に制作され、ニコニコ動画やYouTubeに多くの楽曲が投稿されています。2024年4月にはAI歌声合成ソフト「ACE Studio」にも展開され、より自然な歌声と評価されています。初心者でも扱いやすいUIが特徴で、更なる広がりが期待されています。

DeepVocal用ボーイソプラノ歌声ライブラリ「空詩音レミ」が誕生5周年 2024年にはAI化も

 歌声合成ソフト「DeepVocal」用のボーイソプラノ歌声ライブラリ「空詩音(そらしど)レミ」が、2025年2月2日に誕生5周年迎えました。

 プロデュースやオリジナル楽曲、アレンジカバー楽曲の投稿等を行う、「加藤恒太(たくまる)」さんもお祝いのコメントを寄せています。

 様々なユーザーが音源を制作し、一般公開されている「DeepVocal」に、「空詩音レミ」がリリースされたのは、2020年2月2日のこと。

 当時中学生ボカロPとして活動していた「ラシ(音音P)」さん発案・企画の元、正真正銘本物の声変わり前の男子小学生「爽(sou)」さんの声を、たくまるさんのプライベートスタジオにてレコーディングしたボーイソプラノ音声ライブラリとして注目を集め、以来たくさんのユーザーが、空詩音レミをボーカルに用いた楽曲を、ニコニコ動画やYouTubeといった動画投稿サイトにアップしています。

 2024年4月には、TIMEDOMAIN社が開発する、AI歌声合成ソフト「ACE Studio」によるカスタマイズAIシンガーサービスとしてもリリース。こちらはたった4曲しか発表されていなかったという、声変わり前の「爽(sou)」さんの歌声を用いて、AI化を実現したものです。

 YouTube等で公開されているデモソング「Over and Over」を聴く限り、まるで本物の人間が歌唱しているような、自然な歌声にびっくり。ソフト自体も、洗練されたUIにより初心者でも扱いやすい仕様となっているようです。

 誕生5周年を迎え、さらに勢いを増す「空詩音レミ」。文字通り”本物”のボーイソプラノ歌声ライブラリとして、今後の展開にも注目が集まりそうです。

<記事化協力>
加藤恒太(takumaru)@闘病中さん(@kotakato_27

<参考・引用>
DeepVocal「空詩音レミ」公式サイト

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025020310.html
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