ゲームアプリも配信が開始され、ますます人気が高まっているポケモンカードゲーム。対戦はもちろんのこと、カードをコレクションしたり、パックを開封することを楽しみとしている方もきっと多いことでしょう。
「毎日でもポケモンカードを引きたい！」という娘さんのために、パックを手作りしたのは漫画家のゆずチリさん。ホイル紙を使用した色とりどりのパックには、手描きのポケモンも描かれています。これはかわいい！
娘さんがポケモンカードに興味を持ちだしたのは、先述のゲームアプリがきっかけでした。最初にコレクション用のファイルとパックを少し買ってあげると、たくさん集めたくなったようで、思い立ったときに引けるように手作りしてあげたのだそうです。
中に入っているのは、ゆずチリさんと妻が10年ほど前に集めていたというポケモンカード。中身は5枚入りで、必ず一枚はキラカードが入っている、という仕様です。
ホイル折り紙でカードを包み、両面テープで封をして、上下をギザギザばさみで切れば完成、と簡易的つくりながら、手描きのイラストがとても良い味を出していますよね。いわゆる”タイプ”をイメージしたカラーごとに、異なるポケモンが描かれており、ゆずチリさんのセンスが光っています。
世界に一つだけのオリジナルパックを娘さんに見せると、とても喜んで、どの順番で引くか絵を見ながら並べていたとのこと。また、「自分も絵を描きたい」とイラストにも興味津々だったそうで、これにはゆずチリさんも内心うれしく感じたことでしょう。
なお、その後も追加でパックを作りつつ、市販のパックと組み合わせながら、ちょっとずつ渡しているのだとか。10年前のカードであっても、こうして親子のコミュニケーションに活用できることは、幅広い世代から愛されるポケモンカードならではと言えるかもしれませんね。
＜記事化協力＞
ゆずチリ＠新刊発売中さん（@yuzuchiri）
（山口弘剛）
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024121105.html