「柑橘類は『X』に切ると全てに断面が出てきれい&絞りやすい!」唐揚げや魚料理に添えるレモンに関するライフハック技をこう紹介したのは、”お粥研究家”の肩書きで活動する鈴木かゆさん。
自身のXで投稿した写真には、まるで飲食店で見るようなきれいな断面のレモンが。この切り方が家で出来るなら、食事の際ちょっとテンションあがりそう。
百聞は一見に如かず、ということで、実際にレモンを切って確かめてみたいと思います。
まずは多くの人がやってしまっているであろう、くし型切りでカット。すると、形は半月状できれいなのですが、切り口に筋が残ってしまいました。
もちろんこの状態でも絞れなくはないのですが、飲食店で提供されるようなレモンの断面には、ちょっと程遠いと言わざるを得ません。
次に、鈴木さんが紹介したX切りでカットします。ななめに包丁を入れ、クロスするように切ってみると……
おお、この断面はまさしく飲食店の料理で見るレモンそのもの。先ほどのくし型切りと比べて、サイズはやや小ぶりとなったものの、切り口に筋も残っておらず、絞りやすさもアップしています。
記事化に際し、鈴木さんに教えてもらった鶏粥にレモンを添える「サラダチキンON粥」とも相性抜群。検証結果としては、レモンを切るときはX字に切れば、添え物としての見栄えが格段に良くなるということが実証されました。
なお、この裏技、レモンだけでなく柚子、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、すだち、かぼすといった柑橘類全般に使えるとのこと。
輪切りにしたり、いちょう切りにしたりと、料理によって使い分けながら、今回紹介したX切りを選択肢の一つとして持っておくことで、特に見栄えの部分が大きく変わるといって過言でないでしょう。
<記事化協力>
お粥研究家 鈴木かゆさん(@kayu_szk)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024121004.html