Xユーザー・ぺんたぶさん宅の、小学2年生になる息子さんは、ある日突然両親の誕生日をたずねてきたのだそう。
「もしやプレゼントを考えている?」なんて、ほっこりエピソードかと思いきや……息子さんにはある思惑があったのです。
小2のむすこが「パパの誕生日っていつだっけ?」と聞いてくるので答えたら、次は
「あ、ママのもいつだっけ?」と。
「急にどうしたの?」
「別に。なんでもないけど」数秒後、ゲームの時間制限を設定してるアプリから【間違った暗証番号が2回入力されました】の通知が届いてむすこの意図に気づく。
そう、息子さんがぺんたぶさんに誕生日を訪ねた理由は、ゲーム機に設定された使用時間制限を解除するためだったのです。
近年のゲーム機やスマートフォンなどの機器には、見守り設定(ペアレンタルコントロール)という機能がついています。子どもに使わせる機器に対し、使用時間や表示コンテンツを制限することができるのです。制限解除には親の許可を得るかロックを解除して設定を変えるしかありません。ぺんたぶさんも息子さんに渡す際にしっかり制限をかけていました。
結局息子さんは、ロックを解除できなかったようですが……この事実に気付いた時。ぺんたぶさんの心中はさぞ複雑だったことでしょう。
しかも、ぺんたぶさんの誕生日はもうすぐとのことで、てっきりお祝いをしてくれるつもりなのかと余計に期待が高まったそうですが、まさかの結末に意気消沈……とはならず。むしろ、息子さんの知恵を振り絞った行動に「なるほど!」と感心したとのことでした。
■ 息子さんは「わ、バレた!?なんで!?」と動揺
一方の息子さんも、暗証番号を解除しようとしていたことを知られていたとは気付かなかったようで、指摘すると「わ、バレた!?なんで!?」と慌てていたのだとか。今回はぺんたぶさんが一枚うわてでしたが、今後しばらくは、息子さんから番号に関する質問が増えるかもしれませんね。
この投稿には9万件ものいいねが付き、返信欄には「感動回ではなかった笑」「なかなか賢くて面白い」といったコメントが続々。親子の小さな攻防戦に、多くの方がほほえんだようです。
<記事化協力>
ぺんたぶさん(@pentabutabu)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024110505.html