独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は、「スポーツと人を育てる仕組み」というスポーツくじの理念をさらに浸透していくために、11月2日より新ブランディングCMを全国で放映します。
新CMでは元卓球日本代表の石川佳純さんが、バスケットボールに初挑戦。ラケットをボールに持ち替え、ドリブルやパス、シュートなど、これまでTVでは見せたことのなかった全く新しい姿を披露するようすに注目です。
新TVCMのタイトルは「石川佳純、バスケはじめる」篇。勝ちたくて、世界一になりたくて、卓球というスポーツに24年間取り組んできた一方、バスケ歴はたった1日の石川さんが、先生たちからバスケットボールを教わって、スポーツを純粋に楽しむ様子が爽やかに描かれます。
その姿を通してスポーツのある日常と、くじの収益からなる助成金を通して支えきたスポーツくじの存在を感じさせながら、「スポーツくじは、スポーツと人を育てる仕組み」であることを伝える、という内容です。
撮影は残暑が続く9月中旬、湘南の海沿いにあるコートで行われました。バスケットボール初挑戦となる石川さんでしたが、カメラに向かって現役時代さながらの鋭い表情を披露。
さらには「今の動き、変じゃなかった?」と都度確認するなど真剣な姿勢で臨み、アスリートとしてのこだわりや集中力の高さで周囲を感心させていたそうです。
CM撮影のハイライトは、石川さんがシュートにチャレンジするシーン。最初はなかなか思うように決まらず、悔しそうに頭を抱える場面もありましたが、先生からのアドバイスを取り入れながら何度もトライし続け、ついにシュートが成功。その盛り上がりの瞬間も、もちろんCMで見ることが出来ます。
撮影後のインタビューにて、「バスケットボールを先生と楽しむというテーマでしたが、 すごく楽しかったです。お天気にも恵まれましたし、バスケをやるのは初めての経験でしたが、あっという間の時間でした」と感想を述べた石川さん。
初挑戦となるバスケットボールについては「やっぱりテレビで見ているのとは全然違うし、ドリブルだったりとかパスだったり、すごく難しいなって改めて感じました」と難しさを感じつつも、「いろんな基本技術を教えてもらうことができて、こういうふうに動いてるんだっていうのを知ることができました」と新たな学びを得て、充実の時間となったもようでした。
地方公共団体やスポーツ団体が行うスポーツ事業に対し、2002年からこれまで約2668億円を助成するなど、日本のスポーツを育てるための取り組みを続けてきたスポーツくじ。
その活動については「そういうサポートがあって、自分の好きなことをがんばれたり突き詰めたりすることができる。そういう環境があるというのはすごくありがたいことだと思う」とのこと。
「これからもたくさんの方の夢や目標を応援してほしいなと思いますし、私自身も選手時代から長い間支えていただいたので、これから未来を担う子どもたちにもスポーツの楽しさ、魅力というものを伝えていきたいなと思っています」と、今後の意気込みを語っていました。
情報提供:独立行政法人日本スポーツ振興センター
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024110107.html