「お母さんにダンボール詰め手伝って貰ったらいらん事しててめっちゃ恥ずかしい……」Xでこう愚痴をこぼしたのは、個人Vtuberとして活動する「天地 華恋」さん。
添えられた写真には、「サカイ引越センター」のパンダがプリントされたダンボールの山が写っていますが……なんとひとつひとつに眉毛や前髪など、ちょっとずつラクガキがされているではありませんか。お母さん……もしやイタズラ好き?
そんな投稿には、「自分似たようなことやってた」「つい描いちゃうよね……」と、過去にサカイ引越センターを利用したことがある方から共感の声が続々。いわゆるあるあるネタのひとつだったようで、なんと30万件ものいいねが付くなど、大きな反響を呼びました。
天地さんに当時の状況をうかがうと、引っ越しのため天地さんの自宅まで母に手伝いに来てもらっていたのだそう。
お互い別の部屋で荷造りをしていたため、作業中はダンボールにラクガキされていることに気付かず。母が帰宅した後にふと荷物を見ると、パンダの顔が変わっていることを発見したそうです。これを天地さんに告げずに帰ってしまうとは、なんというおちゃめなお母さん。
それにしても、いったいなぜパンダの顔にラクガキをしたのか、その理由について聞くと、なんでも「たくさんの表情のパンダから、少しでも元気や笑顔をもらえたらいいなと思って描きました」という経緯だったのだとか。
つまり、面と向かって「頑張れ」を言うのは少し照れくさいと感じた、母から天地さんへのエールだったのでしょう。
一方の天地さんも、ポストでは少し不満があるように呟いてはいましたが、実はちょっとしたイタズラをする母が大好きで、帰った後にラクガキを発見した際はうれしく感じたそう。さすがは親子、母の思いはしっかりと娘に伝わっていたみたいです。
まさしく、天地さんと母だからこそ生まれたほっこりエピソード。これからも仲の良い親子で居続けてほしいですね。
<記事化協力>
天地 華恋 ガチ恋してみる?さん(@honamero777)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024101805.html