何か特別なことをした時に、ドヤ顔を披露したくなるのは人間だけではなかったようです。名前を呼ばれて、机の裏からヌッと顔を出してきたのは「琥珀」くんです。
寝転がってくつろいでいたのでしょうか、仰向けの状態で、なおかつ前足をクロスしている点も、ジワジワと笑いを誘います。「決まったニャ……」という心の声が聞こえてきそう。
今回琥珀くんがくつろいでいた机の裏は、ここ2週間よく入り込むようになったお気に入りスペース。どうやら暗くて狭いところが安心するようで、出入りする姿を飼い主さんに頻繁に目撃されています。
活発で食いしん坊、イタズラ好きな性格だという琥珀くんは、普段なら名前を呼んでも無反応であることが多いそうですが、この時はたまたま出てきてくれたのだとか。いったいどんな心境の変化があったのでしょうか。
加えて、この表情やポーズです。写真を撮影したのは投稿者さんの妹だそうで、渾身のドヤ顔に条件反射的にパシャリ。一方の琥珀くんもカメラで撮られるのは慣れているようで、しばらくこのままゴロゴロしてシャッターチャンスを長く提供してくれていたそうです。
今でこそ琥珀くんは元気いっぱいの姿を見せていますが、実は2023年7月に猫白血病による再生不良性貧血を起こし、余命宣告を受けたという過去があります。
緩和ケアしかないところまで症状が進行したそうですが、その後回復し、病も陰転。つい先日は、2歳の誕生日を迎えることができました。
開けちゃいけない棚を開けたり、入ってはいけない所に入ったり……など、日々イタズラが絶えない琥珀くんですが、飼い主さんはきっと、やること全てに喜びを噛みしめていることでしょう。
もしかすると今回のドヤ顔やポーズといった面白いリアクションや、たまたま出てきたにもかかわらずしばらくゴロゴロしていたことは、琥珀くんなりの感謝の気持ちを表現しているのかもしれませんね。
<記事化協力>
ハナさん(@chakohakulog)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024081402.html