コンビニやスーパーで販売されている「ばくだんおにぎり」といえば、たくさんの具材が入っていて、まんまるボリューミーな形が特徴ですが、言うほど爆弾っぽい見た目をしていない……そう感じたことはありませんか?
そんな不満を解決すべく、「ふんいきクリエイター かねちん」さんが、漫画やゲームでよく見かける爆弾の形でおにぎりを制作。導火線もしっかりついており、これぞまさにという出来栄えです。
普段からユーモアたっぷりなモノ作りを行い、XやYouTubeで披露しているかねちんさん。やはり従来のばくだんおにぎりの形状に違和感をもっており、ちゃんと爆弾型にしてあげようと思ったことが制作のきっかけだそうです。
もちろん、ただにぎるのではなく、型に3Dプリンターを用いるという力の入りよう。そこにご飯を詰めていき、中の具材にはカップ麺の「かやく」をはさむ、という言葉遊びも。味の是非はさておき、小ネタを盛り込むことを忘れていません。
型を外し、おにぎり全体に海苔を丁寧に貼り付け、導火線代わりに切った麺を添えれば、これにて爆弾型のばくだんおにぎりが完成です。使用した米は1合から1.5合ほど、直径約10cmという迫力たっぷりの作品に仕上がっています。
さて、いざ実食タイム……という段階で、ご飯に塩を振っていなかったことに気付いたかねちんさん。さらに具材もかやくのみ、というこだわりにより、味のほうはあまりパッとしなかった……というのが正直なところだったもよう。
しかしながら、「思い付きで作ったわりにちゃんと爆弾っぽい形にできたので良かったです」と、ヒラメキを実行したことに後悔はなし。いくらかの改良の余地はありそうですが、この見栄えで実際に販売されていたなら、お客さんの目を引くことは間違いないでしょう。
今回の爆弾型ばくだんおにぎり制作のようすは、かねちんさんのYouTube「ふんいきクリエイター かねちん」にて、ショート動画形式で公開されています。
<記事化協力>
ふんいきクリエイター かねちんさん(@huniki_kanetin)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024051305.html