背徳的なおいしさから「悪魔の○○」と呼ばれる食べ物が一時期流行りましたが、先日はごろもフーズ「シーチキン食堂」の公式Xアカウントが紹介していたのは、これの対義語(?)らしい「正義のおにぎり」なるレシピ。
「正義」とは一体何なのか?……なんて聞くと、やたら壮大なテーマのように感じますが、今回実際にこれを作ってみて、その答えを確かめてみたいと思います。
■ 材料を混ぜて握るだけの超お手軽レシピ
「正義のおにぎり」の調理に必要な材料は以下の通り。
【材料】2個分
・オイル不使用シーチキンマイルド(70g)……1缶
・白ご飯……200g
・めんつゆ(ストレート)……大さじ1
・揚げ玉……適量
・小ねぎ(小口切り)……適量
揚げ玉と小ねぎに関しては、正確な分量が書かれていなかったため、あくまで目安となりますが、今回は大きく手の平でつかめるくらいの量を使用しました。
材料を用意したら、大きいボウルに移し、これらを混ぜ合わせます。しゃもじを用いて切るように馴染ませていきましょう。この時点でめんつゆとシーチキンの香りが、食欲を刺激してきます。
全体が混ざったら、あとは好みの形に握るだけ。半量ずつ手に乗せ、形を整えましょう。シーチキン食堂の投稿では三角ですが、苦手な方はもちろん丸く握ってもOK。これを2つ握れば、あっという間に「正義のおにぎり」完成です。
■ 朝食に食べたくなる優しい味は、まさに「大正義」
調理の時間も手間もかからない点については、忙しい毎日にうってつけの時短レシピと言えそうですが、さて肝心のお味はいかがでしょうか。早速食べてみましょう。いただきます。
ひと口食べてみると……うむ、やはりめんつゆ+揚げ玉の組み合わせに間違いはありません。おにぎりでありながらザクザクとした食感は、悪魔のおにぎり同様病みつきになる口当たりです。
ここにシーチキンの風味と歯ごたえが加わることで、全体の味が調和され、ふんわり優しい味に様変わり。そう、これこそがまさに悪魔から正義へと変貌を遂げた瞬間でした。
個人的な意見ですが、食べるタイミングは朝食時がベストであるような気がします。味噌汁やお茶をお供にまったり食べるも良し、ラップに包んで移動時に食べるも良し。一日の始まりにこのおにぎりが食べられれば、活力がみなぎりそう。
時短かつ胃袋も大満足な、まさに「大正義」なおにぎりでした。もしかすると今後は「悪魔の○○」に代わり、「正義の○○」が流行したりして……。
<参考・引用>
シーチキン食堂公式Xアカウント(@seachicken8560)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024050603.html