夜、小さなお子さんを寝かしつけるために、絵本を読み聞かせてあげているというママパパは多いことでしょうが、Xユーザー「ami」さん宅の4歳になる娘さんが寝付けない夜に持ってきたのは……なんと「プロ野球選手名鑑」。まさかすぎる展開に、驚きの声が相次いでいます。
スポーツの選手名鑑といえば、チームごとに選手のプロフィール等が詳細に記載されている本。ファンが観戦時のデータ参照等に用いるもので、読み進めることで物語が展開するというわけではありません。
そんな選手名鑑をなぜ娘さんが選んだのかというと、実はamiさんが大のヤクルトスワローズファン。これに影響を受けた娘さんも、一緒にテレビで試合を観戦したり、神宮球場や戸田市の二軍球場へ足を運ぶこともあるのだそう。かなりの熱の入りっぷりです。
中でも特に、阪口選手、村上選手のファンで、読むのは専らヤクルトスワローズのページのみ。元々は親が読むために買った本でしたが、気付くと娘さんの絵本棚に移動していることもあるなど、お気に入りの1冊となっているそう。こうした背景を知れば、娘さんが選手名鑑を枕元に持ってきたことにも納得です。
さらに話を聞くと、娘さんが選手名鑑を持ってきたのにはもう一つ理由がありました。なんでも、当時は1歳の弟が夜泣きでぐずっており、「ひとりで読める本」という条件を付けて、許可したのだそう。
4歳ということもあり、まだ文字を読むことが少し難解だったのかもしれません。そこで、大好きな選手の写真が多く載っている選手名鑑が選ばれたのでしょう。
持ってきた選手名鑑をひとりで読みだした娘さんは、自分でヤクルトスワローズのページを開き、推しの阪口選手、村上選手らを眺めた後はスッと眠りについたそう。きっとどんな絵本を読むよりも、心が満たされていたに違いありません。
<記事化協力>
amiさん(@ami_ys1_55)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024041702.html