ガンプラ製作を趣味としている、Xユーザー「刃影」さんは、他の愛好家たちとはちょっと異なる形でその愛を表現しています。それはいわゆる「量産機」をひたすら集めること。
先日の投稿には、機動戦士ガンダムSEEDシリーズに登場する「ウィンダム」や「ストライクダガー」といった機体がズラリと並び、その数ゆうに100体以上。さらには「デストロイガンダム」まで6体もいるではありませんか。いったい何が始まるんです?
作中で「量産機」と扱われている以上、自分でもこれらを大量に揃えたい……という目的で収集を始めた刃影さん。実はこの以前にも機動戦士ガンダム00に登場する「GN-X(ジンクス)」のプラモデルを多数製作するなど、量産機への並々ならぬ愛情を持っています。
SEEDシリーズにおいては地球連合軍だけでも、デストロイガンダム13機、ウィンダム204機、ダガーL129機、ストライクダガー110機、105ダガー23機、スローターダガー12機揃えているとのこと。費やした金額はなんと百万円以上にのぼるのだとか……。
ただひたすらに量産機を作り続けてきましたが、これだけの量になると投稿にもあるように「やりたいこと」が出てきたようです。それは劇中シーンのジオラマを製作すること。
現在は、先日公開されたばかりの映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の冒頭シーンを再現するために製作を進めており、夏の終わりごろを目途にしているとのことです。
機動戦士ガンダムシリーズと言えば、一機しかない主役機たちの活躍はもちろんですが、大量の量産機が入り乱れるシーンもまた趣深いものがあります。量産機を愛してやまない刃影さんが作るジオラマがどんな作品になるのか、期待せずにはいられません。
投稿には1万件を超えるいいねが付き、「中学の頃やってみたかった夢の光景、見れて感動です!」「すげえ ー!!これが見たかったぜ!」と、同じ量産機愛好者からのコメントが続々。
刃影さんは「コレが自分の唯一他の方にも自慢出来る事と感じております」と、謙虚にコメントしていますが「同じことをやり続けられる」というのも、またひとつの才能であることは、寄せられた反響を見れば明らかでしょう。
<記事化協力>
刃影 デストロイ生産中さん(@C6UoYqRYwMUMQHw)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024032506.html