栄養ドリンク剤や錠剤を展開する「リゲイン」ブランドが、全国の20~60代の男女2000人を対象に行った「令和の中高年の健康調査」の結果を発表しました。
「歳を重ねてもケアを行い、仕事も趣味もやりたいことに夢中になって前向きに人生を楽しむ中高年」を「全力ミドル」と命名し、その実態を分析しています。
本調査は、「リゲイン」ブランドを展開する第一三共ヘルスケア株式会社のグループ会社である株式会社アイムが、11月22日~11月27日にインターネット調査の手法で実施。
20~60代に現在の健康状態を聞いたところ、現代人の3人に2人はストレスを感じていることが明らかになったそうです。
カラダの不調を感じる人に症状を聞くと「疲れやすい」と答えた人が65%と最も多く、ココロの不調では「不安を感じる」が最も多い55%という結果となりました。
将来への不安については、全体の約7割が不安を感じていると回答。不安を感じる理由は、「貯金や資産がないから」、「体力が衰える・低下するかもしれないから」、「病気になるかもしれないから」といった答えが多く、経済面の不安と健康への不安が要因になっていることがわかりました。
一方で、「今よりももっと前向きに人生を楽しみたいと思いますか?」という質問に対しては、年齢性別を問わず90.7%の人が「楽しみたいと思う」と答えています。
次に、中高年層と定義した35歳~64歳を対象に、これから先の意欲について聞いたところ、88.5%の人が「意欲がある」と答え、その中の8割以上の人が以前よりも「意欲が強くなった」または「変わらない」と回答しています。
また、「もう少し元気があればやりたいことに挑戦できる」と考える人は67.1%、「もう少し心の余裕があればやりたいことに挑戦できる」と考える人は73.9%と、あとひと押しがあれば、アクティブになれると感じる中高年層が多いようです。
全員を対象に意欲的で元気な中高年層「全力ミドル」のイメージを聞いたところ、精神的にも経済的にも安定し、仕事と生活のバランスもよく、元気でいつも笑顔の誰からも愛される人物像が浮かび上がりました。具体的な人物として高田純次さん、松岡修造さん、天海祐希さんなどが挙げられています。
また、中高年層の約6割が「全力ミドル」に憧れや尊敬があるものの自分が「全力ミドル」に該当すると答えた人は36.6%にとどまりました。
全力ミドルを自認する人と、そうでない非全力ミドルの人を比較すると、カラダのケア全般において、全力ミドルの方が実践率が高く、趣味やスポーツを積極的に楽しんでいるようです。
ココロのケアについても、全力ミドルの方が実践率が高く、全力ミドルはポジティブで自己肯定感が高く、ストレスの発散が上手な傾向があることがわかりました。
セルフケアをする理由についての比較では「自分の可能性に挑戦するため」と回答した全力ミドルは63.2%。非全力ミドルと比べ、26.9ptもの差がついています。
このことから、全力ミドルが心身ともにセルフケアを行っている理由は、毎日を楽しく元気にすごすため、自分の可能性に挑戦するためであることがわかります。
さらに、全体の69.3%が「中高年層が輝くことで日本はもっと元気になると思う」と回答。中高年層が今後の日本を元気にする原動力になることが期待されています。
情報提供:株式会社アイム
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024032104.html