きょうだい児を育てるママの悩みの種といえば、きょうだいゲンカ。できることなら、ケンカをせずに仲良く平穏に暮らしたいと考えるママは多いのではないでしょうか?
2歳差の姉妹を育てる漫画家のあさのゆきこさん(以下、あさのさん)もその1人。きょうだいゲンカを減らすためのエピソードをSNSで紹介したところ、「我が家と一緒」、「最適解」など、共感の声が多数寄せられています。
姉妹にちょっとした玩具やお菓子などを購入する時は、全く同じものを2つ買うようにしているというあさのさん。
「きょうだいの差が離れているとか1人っ子の親御さんからは結構驚かれるのですが」と前置きをした上で、「子どもに何か買う際、全く同じものを2つ買わないと大変なことになるんです……」と続けます。まず、1つしかない場合は、取り合いになり争いが勃発。1つだけ買うのはケンカの元になります。
次に、2つあるけど違うものの場合。これも2人の欲しいものが一致してしまうため、取り合いになります。
最後に、同じものでも柄や色などが違うパターン。この場合も欲しい色や柄が同じになり、ケンカが始まります。
そういった経験から、ちょっとしたお菓子や玩具は、全く同じものを2つ購入するようになったとのこと。「全く同じものを買うことで避けられるもめ事は避けようという考えです」とあさのさん。
この投稿には多数の共感とともに「パッケージが少し違うだけでもケンカになる」、「ついに全く同じものでもケンカし始めました」といったコメントや、お菓子や玩具だけでなく、机やゲーム機なども2つ購入しないとケンカになってしまうといった、きょうだい児を育てる人たちならではの苦労が寄せられています。
あさのさんは、共感のコメントの多さに驚きながらも「やっぱりみんなそうなんだ」と心強く感じたとのこと。
漫画は、「子どもに譲り合いの精神ってないよな。ケンカしない子どももいない。毎日疲れるけど頑張りましょう!!」といった言葉で締めくくられています。
<記事化協力>
あさのゆきこさん(@YUKIKOASANO)
(一柳ひとみ)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024031804.html