調理用品を企画・販売している「和平フレイズ」は、公式Xにて「玉子焼き器で目玉焼きなど蓋をして調理する場合、鍋・フライパン用のガラス蓋を使用するのは大変危険です。おやめください」と注意喚起しました。
投稿によると、はみ出たガラス部分に直火が当たり、突然割れて粉々になってしまうとのこと。あなたもついうっかりやってしまっていませんか?
和平フレイズが投稿した写真には玉子焼き器で目玉焼きを調理している様子が写っています。従来のフライパンよりも手軽に扱えることから、ちょっとした炒め物などで玉子焼き器を使っている方はきっと多いはず。
特に玉子焼き器は底が浅く、火との距離が近くなってしまうので、大きなガラス蓋の使用は大変危険です。ガラス蓋の縁の枠に、赤茶色の熱変色痕がある場合、直火が当たっている証拠なので、使用方法を見直す目安になるでしょう。
また、ガラス蓋が割れる原因は他にも、使用直後に水をかけるなど急激な温度変化があった、熱いIHの上に置いた、といった要因が挙げられます。調理用具とはいえ、ガラス自体は決して熱に強くないので、火元の近くで使用する際は十分に注意しましょう。
投稿には3万件を超える「いいね」と共に、「え、そうだったんだ……気をつけます」「これダメなんだ、知らなかった」と、身に覚えのある方からのコメントも多数。和平フレイズが行ったアンケートでは「ガスコンロで(玉子焼き器にガラス蓋使用を)やったことがある」と回答した方が全体の44%にのぼっています。
蓋をする必要がある場合は、玉子焼き器専用の蓋を使用する、もしくは中の様子が確認できなくなりますが、アルミホイルを被せることでも代替可能。特に新生活シーズン直前の今だからこそ、正しい調理器具の使い方を見直しておきたいところです。
<記事化協力>
和平フレイズ【公式】(@waheifreiz)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024030507.html