1987年発売のファミコン版が人気を博したアドベンチャーゲーム「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」が2024年夏、ニンテンドースイッチ、Steam(PC)向けにリメイクされることが発表されました。
これにあわせて公式Xアカウントもオープン。「ドラクエシリーズ」の生みの親、堀井雄二氏がシナリオを手掛けた名作ADVのリメイク決定に、歓喜の声が挙がっています。
■ タイトルは「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~」
「オホーツクに消ゆ」は、元々は1984年にPC60用ソフトとして発売されたタイトル。つまりファミコン版も実質的にはリメイクに当たりますが、こちらで認識している方も多いでしょう。
北海道の実在の観光スポットである摩周湖や屈斜路湖、夕張炭鉱や、網走刑務所で作成されているニポポ人形なども登場する造詣の深さ、漫画「べーしっ君」の作者である荒井清和氏が描く魅力的なキャラクター達が織り成す本格サスペンスストーリーは、発売から40年が経った今も色褪せることはありません。
そんな「オホーツクに消ゆ」が、2月21日深夜にYouTubeで配信された「Nintendo Direct」内でリメイクされることが突如発表。
タイトルを「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~」と改め、公開された映像では、荒井氏が新たに描き起こしたキャラクターが滑らかに動く様子や、ウインドウ枠がなくなったことにより画面いっぱいに広がる美しい北海道の風景が一部公開されています。
■ 堀井氏が監修した新作ストーリーも 37年後の2024年が舞台
同時に公式Xアカウントもオープンし、「こちらのアカウントで本作の最新情報をおとどけします」とポスト。ファンらからは「最高です!絶対に買います!」「うれしすぎるサプライズ!」と喜びの声が寄せられる一方「例の”2分待つ裏技”は実装されるの?」なんて声も。
リメイク決定に際し、堀井雄二氏は自身のXで「その昔、このゲームを作るため北海道にロケハンしたことが思いだされます。かに美味しかったなあ。ちなみに、犯人はヤス、ではないですよ」と当時の思い出を冗談交じりにポスト。
なお、本作には堀井氏が監修した新作ストーリーも収録されているとのこと。事件発生から37年後の2024年を舞台に、一体どのような物語が展開するのか、こちらにも期待が募ります。
「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~」のパッケージ版およびダウンロード版は2024年夏発売予定。価格は未定です。
<参考・引用>
オホーツクに消ゆ公式Xアカウント(@okhotskMITF)
「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~」公式HP
堀井雄二氏公式Xアカウント(@YujiHorii)
※掲載画像は「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~」公式HPのスクリーンショットです。
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024022302.html