ニンテンドースイッチ用のダウンロード専用ソフト「スイカゲーム」。
配信自体は2年ほど前から行われていますが、今年の夏ごろ突如爆発的なブームに。2023年10月6日には100万ダウンロードを突破したことが、任天堂公式のトピックスとして取り上げられました。
一方、その記事の中で明言された、ユニークなトリビアがスイカゲームユーザーの間で話題になっています。ゲーム内に登場する「オレンジ色のフルーツ」は……実は「みかん(オレンジ)」ではなく「柿」だったと言うのです。そうだったのか……!
「スイカゲーム」は、画面上部から箱の中にフルーツを落としていくだけ、というシンプルなルールのパズルゲーム。その際、同じ種類のフルーツ同士がくっつくと一回り大きなフルーツに成長し、これを繰り返して最も大きなフルーツ「スイカ」へのシンカを狙いつつ、ハイスコアを競うという内容です。
こうした分かりやすい遊び方でありながら、ランダム要素を含み、時に運も必要とする奥深い戦略性、さらには240円(税込み)という安価であることもヒットの大きな要因のひとつでしょう。筆者もすっかりハマり、子どもたちと共に毎日のようにプレイしています。
フルーツの種類は、最も小さい「さくらんぼ」に始まり、「いちご」「ぶどう」「でこぽん」……と徐々に大きくなっていきますが、この次は「みかん(orオレンジ)」と思っていたユーザーも多いはず。かく言う筆者ももちろんそのひとり。
しかし、今回のトピックスによると「でこぽん」の次のフルーツとして書かれているのは「かき(柿)」。画像でもわざわざ太字かつ赤色で強調していることから、誤った情報の流布を防ごうとする任天堂の強い意志を感じます。
これを受けSNS上には「お前柿だったのか……」「ずっとオレンジだと思ってた」と、驚きの声が多数。やはり、多くのスイカゲーマーたちが勘違いをしていたようです。たしかに、でこぽんよりみかんが大きいのは不自然とは思っていましたが……これが真相だったとは。
もしかすると、任天堂もこうしたネットにあふれる「みかん(オレンジ)」派の声を拾っていたのかも。ゲームのプレイに直接的に関係する事ではありませんが、ちょっとしたことでも疑問の余地を残さない点は、さすがと言えるでしょう。
<参考・引用>
任天堂公式HPトピックス「フルーツを成長させてスイカを目指す。『スイカゲーム』をご存知ですか?」
※掲載画像の一部は任天堂公式HP画面のスクリーンショットです。
(山口弘剛)