バンダイが製造・販売しているカプセルトイ「ガシャポン」。自販機にコインを入れて、ハンドルをガチャガチャっと回す感触がたまらなく好き!というファンも多いと思いますが、なんとあの快感が味わえてしまうカプセルトイが8月中旬に登場したのとのこと。
その名も「バンダイ公式 どこでも!ガシャポンハンドル」。なんでも、コレを取り付けるだけで身の回りのあらゆるものをカプセルトイ自販機に変えてしまうのだとか。これはやらざるを得ない……!
というわけで近所のショッピングモールを訪れたところ、早速自販機を発見。1回300円で、ラインナップは「ガシャポンステーション」「BVM100」「BVM2002」「プレミアムガシャポン」「コイン投入口」の全5種となっています。それぞれに「100玉○枚」といったシールが付属しており、あわせて使うことで再現度をさらにアップ出来ます。
■ どれが出ても良い感じ 3回引いてみた
早速コインを投入し、まずは1回目。出てきたのは、バンダイの初代カプセルトイ自販機「BVM100」でした。鉄製のハンドルが懐かしい……!レトロ感あふれるデザインが非常に魅力的。
続く2回目に出てきたのはオレンジカラーがまぶしい「BVM2002」。2002と名付けられてはいますが、登場は1997年で、この機種から100円と200円の切り替えが可能に。メンテナンス性が格段に進化した自販機として知られています。
3回目に出てきたのは、「プレミアムガシャポン」。これは2021年に登場した機種で、最大2500円までの商品展開が可能な、高価格帯のブランド。そんな自販機のハンドルが自宅でまわせてしまうなんて、何とも贅沢な気分に浸れそう。
今回は被りを考慮し、購入はここでストップ。ちなみにカプセルのカラーは全て同じで、中身が透けて見える薄いブルーでした。それでは自宅に戻り、カプセルを開封していきましょう。
■ 身の回りのものがカプセルトイ自販機に変身
改めてまじまじと見てみると、その見栄えは非常に良い感じ。「BVM100」のレバーは当然ながらプラ製であるため、完全再現とは行きませんが、ホイルシールの輝きは、胸躍るものがあります。
他の2つもサイズこそ本物より一回り小さいものの、まわした時の「ガチャッ」とする感触もしっかりと味わえ、カプセルトイとしては十分な出来栄えです。まさに公式クオリティ。
裏面には両面テープが付いていて、平面であればいろんなものに設置可能です。早速家のあらゆる箇所にペタペタ。扉や洗濯機、タブレットに良い具合にフィットしています。付属のシールのおかげで、よりカプセルトイ自販機感が引き立ちますね。
惜しむらくは、ラインナップのひとつである「コイン投入口」が引けなかったことでしょうか。これがあるかないかでカプセルトイ自販機としての再現度が大きく変わる気がします。
もしもこれから引いてみたいと思う方は、狙いのハンドル+コイン投入口で揃えることをおすすめします。より本格的なガチャガチャ気分が味わえること間違いなしでしょう。
<参考>
バンダイ公式HP「ガシャポン45周年特設サイト」
(山口弘剛)