バイクに乗り始めて約10年。ツーリングが趣味という、きりさわさんが北海道を訪れた時に撮影した写真がインターネット上で注目を集めています。
写真に写っていたのは風力発電所の風車。しかし、まるで蜃気楼のように全てがゆらゆらしており、ここだけ時空が歪んだみたい。この不思議な写真には「ダリの絵みたい」「ワープ中だったのかな?」などの声が寄せられています。
きりさわさんはこれまで、北は北海道の宗谷岬、南は鹿児島県の佐多岬まで、一通りバイクで回ったそう。中でも北海道が好きで、毎年ツーリングで訪れているのだとか。
投稿された写真は2022年に北海道を訪れた時のもの。購入して3年ほど経ったiPhone11proで撮ったそう。「どうしてこうなった」と、きりさわさんも笑っています。
その後の投稿によると、iPhoneのカメラは北海道の前に訪れた、東京から新潟までのツーリングで壊れたことが明かされています。
その時は関越道を3時間ほどツーリング。新潟フェリーターミナルに着いた頃には、バイクの振動でiPhoneカメラの手ぶれ補正機能が壊れていたそうです。
原因は、どうやらバイクとiPhoneをつなぐスマホマウント。それまで壊れたことなど1度もなかったのに、ツーリング直前に新しいものに代えたら壊れてしまったのだとか。
■ 「日本最北端の地の碑」もゆらゆらに
きりさわさんは風車の他にも、ノシャップ岬の「イルカのモニュメント」や宗谷岬にある「日本最北端の地の碑」の写真も投稿しています。ただし、どれも風車と同じようにゆらゆら写真。
当時は綺麗な景色が撮影できないのは、もちろん残念だったと語ります。しかし、「これはこれでオンリーワンかもしれない」と開き直って撮っていたそう。たしかに、狙って撮ろうとしてもなかなか撮れない写真ではありますね。
ちなみにその後iPhoneは修理したので、ゆらゆら写真を撮ることはもうできないとのこと。それはそれで、なんだかもったいない気持ちになってしまったのは記者だけではないはず。
今回の投稿は1万2000件を超えるいいねを集め、「素晴らしいアートですね!」「味わい深い」などの声も寄せられ、ゆらゆら写真を評価する人もいました。
<記事化協力>
きりさわさん(@Killysour)
(佐藤圭亮)