freee株式会社が、6月6日の「人事労務の日」にちなみ、産休や育休、介護や病気による長期休職期間中の労務担当者に代わり、労務のノンコア業務を請け負う「休職支援BPO by freee人事労務アウトソース」の提供を開始しました。
産前産後休業、育児休業、介護休職、病気・傷病休職が対象で、「休む、を応援しよう。」というコンセプトに基づき、休職に後ろめたさを感じる休職者を助け、well-beingな社会実現に貢献する事を目的としています。
freeeが行った調査によると、従業員200名以下の中小企業では、65%の企業が2名以下で労務を担当していることがわかります。労務業務環境についての問いには、中小企業の労務担当者のうち54.8%以上が「人手不足を感じている」と回答。44.8%が、「効率が悪い/効率化したい」と答えています。
この調査は、5月に実施された全国の従業員200名以下の企業に勤める労務担当者500名を対象としたインターネットリサーチ。労務担当者500名には、100名の休職経験者が含まれています。
また、代えがききにくい労務担当者の休職は、休職当事者だけでなく経営者にとっても手放しで喜べない実態があるとのこと。
他にも、当事者である労務担当者が労務業務に対する社内の理解と認識を低く感じている傾向にあり、中小企業で働く労務担当者のうち「社内で重要な業務と認識されている」と考える人は半数以下にとどまりました。
加えて、7割の人が転職を検討したことがあると回答。うち4割が「精神的なストレス」を理由に挙げています。
「休職支援BPO by freee人事労務アウトソース」は、通常の「freee人事労務アウトソース」よりも低コストでBPOサービスを提供。労務担当者の休職中には、本サービスを活用して労務業務をアウトソーシングし、復職後には「freee人事労務」を使った内製に切り替えることができるそうです。
このサービスにより、休職当事者の「戻るポジションがない」といった職場復帰への不安が払拭できるだけでなく、経営側も、代わりの人材を採用することが不要になるといったメリットがあるそうです。
情報提供:freee株式会社