妊娠、出産、育児にかかわる母子の健康状態を記録する手帳である「母子健康手帳」、通称「母子手帳」。自分でいざ見返そうとした時や病院で使う際、目的のページがすぐに開けないのはちょっとしたストレスですよね。
そんな経験のある方にオススメしたいライフハック技がツイッターで注目を集めています。それは文具店などで購入可能な「インデックスラベル」を月齢・年齢ごとのページに貼り付けるというもの。簡易的でありながらなかなか思いつかなかったアイデアに、絶賛の声が相次いでいます。
投稿を行ったのは一児の母である「ヒビ」さん。このアイデアは自身が妊娠中にツイッターで見かけたものをそのまま実践してみたものだったそう。
■ ママパパにとってだけでなく病院側にもメリットが
ヒビさん自身が特に便利だなと感じたのは、予防接種や健診で病院を訪れた際、必要なページがパッと開けること。たしかに、予防接種の予約などで特定のページがすぐに開けず、焦ってしまった覚えが筆者にもあります。このインデックスがあれば、そんな心配はもちろん不要。
また、これは病院側にとっても多くのメリットが。ヒビさんが赤ちゃんの4か月健診で保健センターを訪れた際、受付→保健師→誘導の方→小児科医、と母子手帳がいろんな人の手に渡る度に、順番にびっくりしているのを見たのだそう。
実際に「これすごいですね!ページが探しやすいのでありがたいです!」「これ見て見て!すごい!」といった看護師らの生の声を聞いたことも。手帳を取り扱う現場の方がそう言うのであれば、その効果に間違いはなさそうです。
■ 自治体によっては初めからインデックスが付属しているケースも
なお、母子手帳の形態は自治体によって異なるため、投稿に寄せられたコメントによると、初めからインデックスシールが付いてくるパターンもあるそうです。もしかすると、過去のSNSの反響を受けて、即座に対応してくれたのかもしれません。
使うか使わないかは個人の自由ですが、母子手帳をより使いやすくする便利グッズとして、全国どの母子手帳にも標準搭載されるようになってほしいものですね。
<記事化協力>
ヒビ1yさん(@hibinolens)
(山口弘剛)