丼ぶりと京風うどんの「なか卯」は2月9日の午前11時に「あさりバターうどん」の販売を開始しました。あさりとバター……想像しただけで美味しそうだ!値段は「大」でも税込690円とリーズナブル。これは行くしかない!ということで、さっそく実食してきました。
お店に到着すると外には「あさりバターうどん」のノボリが風でなびいています。ワクワクしながら店内へ。
「小」「並」「大」とありましたが、もちろん「大」を選択。食券を購入して店員さんに渡し、テーブルに置かれていたメニューの写真を見ながら想像をふくらませ、商品が来るのを「まだか、まだか」と期待しながら待ちました。
少しして運ばれてきたのは、殻付きのあさりがたっぷり入った逸品。磯の香りが食欲を刺激してきます。「ここは海かな?」と錯覚しそうになります。寒い日なのに、気持ちだけ夏。どんぶりの横には殻を入れる用に小皿も添えられていました。
ちなみに、すでにバターが溶けていてスープが卵をかけたように黄色に。味のグラデーションを楽しむつもりでしたが、今回は無理そう。しかし、どんぶりの中で思う存分「潮干狩り」を楽しみたいと思います。いただきます!
まずはスープからゴクリ。あさりの旨味とバターのコク、さらににんにくの特製タレが絶妙のハーモニーを奏でています。このスープは永遠に飲み続けられる……!しかも温かさが絶妙。寒い日だから余計そう感じたのかもしれませんが、お腹のなかからじんわり体を温めてくれます。
レンゲや箸を動かすたびにあさりの貝殻があたり、「いったい、いくつ入っているんだ?」と嬉しく思います。こんな「潮干狩り」に行ってみたい。どんぶりの中は取り放題です。
うどんの麺はつるっとした喉ごしで柔らかく、スープとの相性も抜群。非常に食べやすくて、自分が掃除機になったのかと思うくらい、どんどん胃袋の中へ入っていきます。
「大」を注文したはずなのに気づいたらスープまで飲み干し、完食。心も体も満たされてぽっかぽか。ごちそうさまでした!
ちなみに「いったい、いくつ入っているんだ?」と思い、あさりを数えてみたら19個入っていました。こんな小さいどんぶりの中に19個もあさりが入っているなんて……!ちょっと感動してしまいました。
(取材・撮影:佐藤圭亮)