真珠で有名なアコヤガイ。貝柱が食用として販売されていることはあるものの、スーパーなどでも見る機会がなかなか無いため、「食べられるの?」と感じる人も多いのではないでしょうか。普段、魚の骨格標本を自作してTwitterに写真をのせているしゅんすけさんは、アコヤガイを食べたら真珠が出てきたと投稿し、多くの人を驚かせています。
ツイートによると、近所のスーパーでアコヤガイの刺身が販売されていたので、購入して食べてみたら、なんと真珠が!投稿された写真に写っているのは、サイズは非常に小さいのですが、紛れもなく正真正銘の真珠。キラキラ輝いていて、非常に綺麗です。
2枚目の写真にはスーパーのトレーに入れられているアコヤガイ。「お刺身用 愛媛産あこや貝」と記載されており、100g当たり1000円で72gのため値段は720円。そこそこのお値段です。それだけ希少ということかもしれません。お箸で取ってみた写真も美味しそう。
しゅんすけさんに話をうかがうと、アコヤガイの刺身を見たこと自体が初めてで、「このチャンスを逃したら次は無いかな」と思い、購入したといいます。初めてのものにチャレンジするのは勇気が必要。不安よりも「どんな味がするのか?」「食感は?」など、好奇心が勝ったということでしょうか。
しかし、まさか真珠が出てくるとは考えておらず、口の中で「ガリッ」と聞こえた時も、最初は「貝殻かな?」と思っていたのだとか。
そのため投稿された写真の真珠に気づくまで、貝殻と勘違いして何個か食べてしまったそう。口の中から真珠が出てきた時は非常に驚いたといいます。アコヤガイの刺身を食べること自体も珍しい上に、真珠まで出てくるなんて……。滅多にない貴重な体験ができましたね。
なお、食べてしばらくようすを見ていたそうですが、特に健康に害はなかったそうです。真珠はもともと薬として使われてきた経緯があります。成分は炭酸カルシウムやタンパク質。このため今回のように小さな粒で、かつごく少量だったため体に影響を与えなかった可能性が考えられます。
アコヤガイの刺身から出てきた真珠は、趣味で自作している魚の骨格標本と一緒に飾っているとのこと。そうそうあることでもないので飾ってしまう気持ちも分かります。魚の骨格標本と同じくらい、しゅんすけさんにとって宝物になったということでしょうか。
今回の投稿には1万1000件以上のリツイートと12万4000件を超えるいいねが集まっています。「アタリですね」「しんじゅられなーい」「金銀パールプレゼント!」などコメントも数多く寄せられ、写真を見た人たちも珍しい出来事を楽しんでいる様子です。
<記事化協力>
しゅんすけ(エビスダイ好き)さん(@ebisudai_suke)
(佐藤圭亮)